新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応について

令和2年度 大学院に入学されたみなさんへ
学長メッセージ(令和2年4月1日)

福田眞作学長弘前大学長 福田 眞作

 本日、弘前大学大学院に入学された皆さんに、弘前大学の教職員を代表して心よりお祝いを申し上げます。本来であれば、入学式で皆さんの目の前で直接お祝いを述べるところですが、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、入学式を中止することにいたしました。私自身にとりましても、学長として初めての入学式であっただけに、皆さんにお祝いを述べることが出来ないことは極めて残念です。皆さんとともに今日の日を大切に記憶に留め、新たな出発への決意としたいと思います。
 まずは、大学あるいは大学院博士前期課程を修了した後、さらに学問を追究するという皆さんの決心に心からの敬意と激励を送りたいと思います。皆さんの中には外国からの留学生も居られます。異国での研究生活には色々な面で困難を伴うと思いますが、弘前大学における今後の学生生活が実り多いものとなり、本学大学院に留学された当面の目標がしっかりと達成されるよう願っています。
 大学で研究する私たちが果たすべき役割は、先人たちのたゆまぬ努力の中で蓄積されてきた成果に敬意をもって継承し、さらに学問を深めて新たな価値を創造することです。そのために重要なことは、これまで培ってきた知識、従来の枠にとらわれない発想力・構想力、そして何より課題解決に挑戦し続ける熱意です。「才能ではなく熱意がハシゴを作る」という名言があります(松下グループ創業者、松下幸之助)。目指す夢(課題)が大きければ大きいほど、登る「ハシゴ」も高くなり、より強い熱意が求められます。弘前大学は総合大学であり、各学部には多彩な専門家がたくさんいます。行き詰まったときは学部の垣根を越えて積極的な交流をしてみてください。新しい発想のきっかけや課題解決のヒントは、意外に身近にあるかもしれません。
 弘前大学は、地域に根差し地域と共に発展することで、不断に進化する地方大学を目指していますが、「世界に発信し、地域と共に創造する」という本学のスローガンに謳われているように、私たちの視線は常に世界を見据えています。本学で生まれた研究成果が世界に通用することは、本学の数多くの研究者が証明しています。もちろん、大学院で得られた結果が必ずしも世界的でないにしても、数年間の大学院での経験は、間違いなく皆さんの今後のキャリア形成の中で活かされるはずです。臆することなく、人類が抱える様々な課題に積極果敢に挑戦していただきたいと思います。
 終わりに、皆さんの大学院生としての日々が充実したものとなるよう強く祈念して、入学式の告辞といたします。

令和2年4月1日

弘前大学長  福田 眞作

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