弘前大学

農学生命科学部3年の牧方咲良さんが「Youth Innovation EXPO」の予選(東日本)大会で優勝し、大阪・関西万博で登壇決定!

2025.05.29

プレスリリース内容

牧方咲良さん

本件のポイント

農学生命科学部3年の牧方咲良さんが、2025(令和7)年5月23日(金)に仙台市で開催された世界最大規模の学生起業ピッチイベントである「Youth Innovation EXPO」(注1)の地域大会(予選大会・東日本大会)において、「ホタテ貝殻のアップサイクルプロジェクト」の事業プランで優勝し、7月19日(土)大阪・関西万博EXPOメッセで開催される本大会に東日本代表として出場することが決定しました

本件の概要

農学生命科学部3年の牧方咲良さんが、2025(令和7)年5月23日(金)に仙台市の INTILAQ 東北イノベーションセンターで開催された世界最大規模の学生起業ピッチイベントである「Youth Innovation EXPO」(注1)の地域大会(予選大会・東日本大会)に参加し、「ホタテ貝殻のアップサイクルプロジェクト」の事業プランで優勝しました。7月19日(土)大阪・関西万博EXPOメッセで開催される本大会に東日本代表として出場します。

牧方さんの「ホタテ貝殻のアップサイクルプロジェクト」は、日本国内で約20万トン、青森県内でも年間約5万トン廃棄されるホタテの貝殻を、生活必需品である歯ブラシに再生するという取り組みで、地域の環境課題と世界的課題であるプラスチックごみ問題の解決に貢献する、というものです。今年1月に合同会社 MintAnd(ミント エンド)という会社を設立し、ホタテ貝殻由来の歯ブラシの商品化に向けた準備を進めています。今年3月に開催された朝日新聞社主催の「大学SDGs ACTION! AWARDS2025」(注2)においても準グランプリを受賞しています。牧方さんの今後の活動に、大きな期待が寄せられています。

【牧方さんのコメント】

この度、万博という世界各国の伝統文化や最新技術、国際色豊かな素晴らしい舞台で登壇出来ることを心から光栄に思います。またこの経験は私にとって何にも代え難い大きな財産になることでしょう。
一生に一度の貴重すぎる経験から様々なことを吸収し、今後の幾つものチャレンジに応用していきます。
まずは東日本代表として、他参加者や審査員の方々の名に恥じないようなピッチをし、青森の新しい魅力、可能性を「万博」で発信してきます!引き続き応援よろしくお願いいたします!

用語説明

  • (注1)Youth Innovation EXPO(YIE)in 大阪・関西万博
     国内外の学生が一堂に会し起業や技術革新に関するアイデアを発表・共有する世界最大規模のピッチイベント。
  • (注2)「大学 SDGs ACTION! AWARDS2025」
     若い世代の社会課題解決のための活動や日頃の研究に基づいた独創的な企画やアイデアを募り表彰する、2018年に創設された朝日新聞社主催のアワード。

詳細

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プレスリリースに関するお問合せ先

弘前大学研究・イノベーション推進機構 担当:URA・山科 則之
TEL:0172-39-3703
E-mail:urahirosaki-u.ac.jp