弘前大学

弘前大学学長定例記者会見(令和8年1月29日)を開催しました

2026.01.29

弘前大学 学長定例記者会見

日時:2026(令和8)年1月29日(木)10時30分~
場所:弘前大学創立50周年記念会館2階 岩木ホール

会見項目

1.第4回「津軽賞」受賞者の決定について

配付資料

資料1 第4回弘前大学太宰治記念「津軽賞」受賞者(確定)(246KB)
資料2 第4回弘前大学太宰治記念「津軽賞」投稿件数集計表(140KB)

説明主旨

弘前大学は、本学の前身の一つ旧制官立弘前高等学校の卒業生である太宰治を記念して《弘前大学太宰治記念「津軽賞」》を設立し、高校生の皆さんが自らの地域を探究する活動を奨励するため、地域探究論文コンテストを実施しております。

令和7年度は全国の高校生から243件の応募をいただき、この度、第4回「津軽賞」の受賞者を決定いたしました。審査の流れ、今後の日程(予定)は以下のとおりです。

審査の流れ
◆第1次審査:第1次審査員が審査を行い、243件の中から優秀な作品を選出
◆第2次審査:第1次審査によって選出された小論文を第2次審査員が審査し、最優秀賞である「津軽賞」をはじめ、「優秀賞」、「佳作」、「特別賞」を決定


今後の日程(予定)
・令和8年1月29日(木)午後 受賞結果を大学ホームページに掲載
・令和8年3月25日(水)14:30~「津軽賞」授賞式

【参考】
■ 津軽賞ホームページ:https://tsugarusho.hirosaki-u.ac.jp/award/award-2025/

2.新年度(2026年度)の経営方針について

①新たに実施する経営改革について(説明主旨)

J-PEAKS事業を基軸として、研究力の一層の向上、地域と共創する価値の創出などに着実に取り組んでまいりたいと考えています。

異分野研究の連携を加速させる取組として、本学の中核研究組織である「グローバルWell-being総合研究所」に各学部・研究科等から複数の兼任教員を本年2月から配置します。同時に、優秀な若手研究者の研究時間を確保するための制度も整備したところであり、4月には研究所での研究活動やディスカッションを行える環境が整いますので、異分野融合研究の展開にさらに力を入れてまいります。

また、研究支援体制を強化するため、URAをはじめとした研究開発マネジメント人材を持続的かつ戦略的に確保・育成できるよう、事務職員や技術職員からの登用制度を整備し、2026年度から配置できるよう現在準備を進めているところです。関連して、本年1月に、文京町地区の学部事務一元化、事務組織の再編を行い、持続可能な業務体制の整備も進めております。

②長引く物価高に対する学生支援策について(説明主旨)

令和7年産新米の値段も、若干の変動はあるもののなかなか値段が下がらず高値を維持しており、あわせて物価高が続いているため、「学生の経済状況や食生活」への影響を心配しています。

令和7年度前期授業期間は、大学生協食堂でご飯の値上がり相当額の50円分を電子マネーで還元し、後期授業期間は、希望する学生約3,000人に金木農場産のお米の無料配布を行いました。2月と3月は、弘前大学生協食堂に金木農場産の米を提供し、ライスの値段の上昇を抑えつつ、50円分を電子マネーで還元する予定です。

令和8年度における学生支援として、前期授業期間においては、今年度と同様に大学生協食堂でご飯の代金の一部支援として、50円分の電子マネーを還元したいと考えています。 後期授業期間については、社会の状況を考慮しながら学生支援策を決めたいと思っています。

③学生獲得に向けた新たな取り組みについて(説明主旨)

これまで、主に学生アンバサダーの派遣、高校訪問、進学説明会・相談会の開催及び参加、模擬講義などの取り組みを行っておりますが、これまで同様に地道に継続していきます。特に学生を出身高校へ派遣して、弘前大学の魅力等を伝えてもらう「学生アンバサダーの派遣」は、現役高校生への進学意欲の動機づけや、高校時代の恩師が学生の成長を感じられる点など高校側からも良い感触を得ています。

高大連携協定

これまで、高校生が大学の授業を受講する「高大連携公開講座」を通じて高大連携事業に取り組んできており、さらにより柔軟に大学の学びに触れられるプログラムとして、来年度から本格的に
①大学スタートナビ(研究紹介動画を視聴できるプログラム)
②サマーセミナー(体験を通じて自分の適性を探る、実験・実習プログラム)
を新たに加え、総合大学の強みを活かした学びを高校生へ提供することとしています。

これまで青森県内高校だけであった高大連携協定を青森県以外の高校へも広げたことにより、本学のことを認識していなかった県外の高校生が、これをきっかけに本学に興味を持ってくれる可能性もあるのではないかと思っています。


就職関係

入学の入口部分だけでなく、就職の出口を見据え、学生就職支援が充実していることをアピールしています。

■ 学生UIJターン就職促進に関する協定締結
北海道からの入学者が多いこと、そして卒業後に地元北海道へ戻って就職している学生が多いことから、これまで北海道、札幌市、苫小牧市と協定を結んでいます。

3.入試について

説明主旨

現在、本学では大きな入試制度の見直しは予定しておりません。ただし、総合型選抜で入学してくる学生については、 アドミッションポリシーに沿った「行動力」「意欲」がある優秀な学生が多いことから、総合型選抜の入学者を増やすことも選択肢の一つと考えています。

女子枠については、「インパクトがあり、刺激をうける女子学生がいる」という意見がある一方、「大学に女 子枠を設けてほしいという感覚はない」「必要性も感じない」などの意見もいただいております。

また、本学の理系学部の男女比率は、緩やかではあるものの上昇傾向にあります。 このことから、本学においては、女子枠を導入するにあたっては高校や学生の意見を参考にしつつ、慎重に検討していく必要があると考えています。

4.弘前大学創立80周年記念事業(2026年度に実施する新たな先行事業)について

説明主旨

現時点でお知らせできる新たな先行事業はございませんが、来月、パラオ共和国への学生派遣プロジェクトの第3回本隊の派遣を予定しております(日程:2/14~2/20)。本事業については来年度も引き続き実施する予定です。

また、先日、本学の卒業生であり、第66次南極地域観測隊隊長を務められた東京大学の原田教授に先行事業としてご講演いただきました。第一線で活躍する卒業生の姿を学生や教職員、市民の皆様に見ていただき、知っていただく非常に良い機会となりましたので、今後も80周年にふさわしい事業の実施に向けて取り組んでいきたいと考えています。


記者会見の内容に関する問い合わせ先

弘前大学総務部広報・情報戦略課長 加藤 勇樹
TEL:0172-39-3006
E-mail:jm3006hirosaki-u.ac.jp