弘前大学

弘前大学ボランティアセンターが野田村宿泊学習支援事業を実施

2019.08.27

弘前大学ボランティアセンターは,令和元年8月11日(日),12日(月・祝)に岩手県九戸郡野田村で野田村支援交流活動の一環として,野田村宿泊学習支援事業を実施しました。
本学ボランティアセンターでは,平成23年3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた岩手県九戸郡野田村へ,震災直後から人的支援を開始し,毎年継続的な支援を行ってきました。近年では,災害復興支援から交流活動に方針を移し,茶話会の開催や盆踊り祭りの実施補助など,村民の方々の暮らしとニーズに寄り添った活動を行っており,当該活動の一環として,野田村内の小学生と本学学生が2日間を通して衣食住を共にして交流し,まちの魅力を再発見するためのプログラムなどを行う宿泊学習を行いました。
本事業は1泊2日で行われ,1日目には,まずオリエンテーション及びレクリエーションを行い交流を深め,その後,十府ヶ浦公園にて村花であるハマナスの花の植樹体験を行い,同会場で開催された震災復興イベントLIGHT UP NIPPONへの参加を行いました。
2日目となる12日には,「野田村の魅力再発見プログラム」として,野田村内の食材をふんだんに取り入れたバーベキューや,野田村内をフィールドにしたオリエンテーリング「ノダムラウォーク」を実施し,子どもたちは野田村に関するクイズの答えを探して野田村内の様々な場所を歩き回り,住民へのインタビューなども行いました。普段見慣れた風景の中から野田村の魅力を自らの足で探すことで再発見することができ,さらに地域住民と子どもたちとの交流のきっかけにもなりました。
当センターでは,交流活動を中心とした継続的な支援によって,大災害を風化させることなく,次世代へ継承することが重要であると考えており,今後も野田村への支援交流活動を続けていく予定です。
◇ボランティアセンターHP:http://huvc.net/

レクリエーションの様子レクリエーションの様子レクリエーションの様子
ハマナスの花植樹体験ハマナスの花植樹体験
ハマナスの花植樹体験

ノダムラウォークノダムラウォーク
各班でクイズに回答
各班でクイズに回答

全体集合写真全体集合写真