弘前大学

【歴代6位の就職率】令和3年度弘前大学卒業者の就職状況

2022.05.26

令和4(2022)年5月26日(木)、弘前大学教育推進機構キャリアセンターが記者発表を実施し、令和3年度の弘前大学卒業者の就職状況について、泉谷眞実センター長から説明しました。

令和3年度の就職率は、前年度の歴代6位(昭和59年度以降)の実績を塗り替える、98.1%(対前年度比0.2ポイント増)の高水準となりました。進学者数は前年度並みでした。
※学部学生卒業者1,340人、就職希望者847人のうち831人就職
※文部科学省及び厚生労働省が5月20日に公表した令和3年度大学卒業者の就職率は95.8%(対前年度比0.2ポイント減)

また、県内への就職率は30.8%(対前年度比1.5ポイント増)と、統計を取り始めた平成26年度以降、最も高い割合となりました。一方東京都以外の関東地方への就職者が減少するなか、東京都への就職率は18.5%(対前年度比2.1ポイント増)と増加しました。各都道府県ごとの就職状況について泉谷センター長は、「県内就職の増加は、令和元年度まで弘前大学が取り組んできた地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)や、キャリアセンターが実施してきたキャリア教育科目、県内業界セミナーなどの取り組みによる地域志向の高まりが影響していると考えられる。一方で東京都への就職者数が増えているのは、各企業のオンライン選考が本格化し、距離的・経済的制約がなくなったこと、および、ワクチン接種が進み、首都圏におけるコロナ感染の懸念が前年度に比べ減少したことなどが要因ではないか」と解説しました。

泉谷センター長は「就職活動のオンライン化のなか、本学でもWeb面接ブースを設置するなど、積極的に支援を行ってきた。コロナの影響がゼロとは言えないまでも、就職状況には持ち直しの傾向がみられる。学生の希望に添った就職が叶うよう、これからも多様な支援を行っていく」と総括しました。

キャリアセンターでは、今後も県内企業のバスツアー等県内企業の魅力を知るための機会の創出や、インターンシップの積極的な情報提供、大学院生を対象とした就職ガイダンスの実施など、さまざまな就職支援を実施していきます。

■キャリアセンターホームページはこちらから(※就職状況の詳細を近日中に公開予定です)
 https://career.hirosaki-u.ac.jp/

教育推進機構キャリアセンターの泉谷センター長