令和4年度 第1回弘前大学広報研修会を実施
2022.12.26
広報
2022(令和4)年12月19日(月)「令和4年度第1回弘前大学広報研修会」を附属図書館1階グローバルスクエアにて開催し、約20名の職員が参加しました。弘前大学では、平成29年度より学内の情報収集力を強化し、積極的な情報発信を展開、本学の特色を国内外へ発信するために各部局に「広報支援員」を配置しており、広報支援員と広報を担当する職員向けの研修会を毎年実施しています。
今回の研修会は『SNSの活用方法とルールについて』と題し、情報発信には欠かせないツールとなったSNSの基本や特徴、SNSを使用する上で注意が必要な著作権や肖像権、商標権について、インターネット情報配信を中心としている弘前経済新聞編集長の工藤健氏を講師としてお招きし、お話しいただきました。
工藤さんからは「TwitterやInstagramなどのSNSは情報収集や解析ツールとして活用することが出来る。そういった機能を活用し、どういう投稿がいいか、どうすれば情報が広がるかを試行錯誤しながらトライしてみてほしい」とのお話ありました。
著作権、肖像権等については、テレビや新聞を撮影しSNSへ投稿することは著作権侵害にあたること、飲食店等の店内で撮影する際は原則としてお店に許可を得る必要があることや、基本的な考えとして「人のものは勝手に使ってはいけない」としながらも、使用したい場合は必ず権利者に確認、または交渉することも必要であるということを、ご自身の経験や事例を交えて紹介してくれました。
参加者からは「普段何気なくやっていることが著作権等を侵害していることもあると改めて感じ、今後気を付けたいと思った」「大学の魅力発信だけでなく、優秀な職員を得るため、そして学生への貢献にもSNSを活用していきたい」「自分の部署でも、地域の方に身近に感じてもらえるようSNSを活用する方法もあると感じた」などの声があり、会はなごやかに進行し、盛況のうちに終了しました。