弘前大学

令和5年度「弘前大学表彰」表彰式を挙行しました

2023.06.01

弘前大学では、教育研究活動、課外活動の振興、医療活動、教育研究支援活動、大学改革の推進、社会活動、職員の模範となるような活動等において顕著な功績があった本学職員・団体及び本学との産学連携、社会連携又は教育若しくは文化活動において顕著な功績があった学外の方を「弘前大学表彰」により表彰しています。

今回は、顕著な功績があると認められた6名の本学職員および2の学内の団体が「弘前大学表彰」により表彰されることとなり、2023(令和5)年5月31日(水)、創立50周年記念会館岩木ホールにおいて表彰式が執り行われ、福田学長から表彰者に表彰状及び記念品が授与されました。

令和5年度「弘前大学表彰」表彰式
令和5年度「弘前大学表彰」表彰式

令和5年度 弘前大学大学表彰 表彰者

【個人】城本 るみ(人文社会科学部 教授)
本学の教育の実施・展開において多数の教員を要する教養教育において、21世紀教育センター及び教養教育開発実践センターの部門長という現場リーダーとして、長年にわたってカリキュラムの円滑な実施運営を支え続けたことが教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
【個人】廣瀬 孝(教育学部 准教授)
会長を務めるりんご/さくら和紙研究会において、りんご剪定枝という青森県特有の素材を使用した和紙を開発し、特別国民体育大会の表彰状として採択された他、文部科学省内で開催のイベントや多数のメディアで取り上げられたことが教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
【個人】伊東 健(大学院医学研究科 教授)
文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム」における研究開発や「共創の場形成支援プログラム」の研究統括、さらには「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」申請における中心的な役割を担ったことが大学改革の推進等において顕著な功績であると認められたもの
【個人】浅田 秀樹(大学院理工学研究科 教授)
米物理学会で学術雑誌における卓越した査読者を表彰する制度「Outstanding Referees Program」により終身称号である卓越した査読者「Outstanding Referee」に選出されたことが教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
【団体】理工学部リメディアル教育企画チーム
専門科目の学修に必要な高等学校教科未履修の学生に対する基礎学力を補うためのリメディアル教育において、持続可能なオンデマンド型リメディアル教育の開発を行うとともに、シラバスに専門科目との関連を明記するなど、利活用の促進に取り組んだことが教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
【個人】森田 英嗣(農学生命科学部 准教授)
動物RNAウイルス粒子形成の研究を通じて、学生の研究指導を進めワクチンメーカーや地元企業との連携によりコロナウイルス粒子形成を利用したナノ粒子ワクチンの開発、コロナウイルス感染の新たな検出方法の開発等で成果を挙げ、多くの外部資金獲得や学生を筆頭著者とした学会発表等を多数行ったことが教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
【団体】医学部附属病院事務部新型コロナ感染症対応班
新型コロナウイルス感染症患者急増に伴い、感染管理体制強化のため保健所と連携してこれを支援するとともに、弘前薬剤師会の協力を得て薬の自宅配達が行われるよう調整した。また地域医療機関の負担軽減を図るため、弘前市と共同で「ドライブスルー発熱外来」を開設するなど大きな貢献をしたことが医療及び社会活動において顕著な功績であると認められるもの
【個人】村下 公一(健康未来イノベーション研究機構 機構長・教授)
岩木健康増進プロジェクト健診の実施や文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構のセンター・オブ・イノベーションプログラムにおける研究活動を行うための中心的人物として、多様な参画企業との連携に尽力し、産官学民が集うプラットフォーム形成を行った。さらには「共創の場形成支援プログラム」の拠点にも採択され、健康未来イノベーション研究機構長として活動を牽引したことが大学改革の推進等において顕著な功績であると認められたもの