弘前大学

「弘前大学特別招聘教授」称号付与授与式を挙行

2024.08.20

弘前大学大学院医学研究科では、2024(令和6)年8月14日(水)に医学研究科基礎校舎1階大会議室において、本学第1号となる「弘前大学特別招聘教授」称号付与授与式を執り行いました。「弘前大学特別招聘教授」は、本学の教育研究の推進、質の向上に寄与する者を対象に授与される称号として、令和5年5月に設置されました。

今回、弘前大学特別招聘教授第1号となった武部 直子 先生(推薦当時所属・職名 Head, Translational Science, Associate Chief, Development Therapeutics Clinic, Early Clinical Trials Development Program, Division of Cancer Treatment and Diagnosis (DCTD), NCI, NIH)は、本学医学部医学科・大学院医学研究科の卒業生であり、推薦時は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)に所属し、著名な研究業績を上げ、NIHのTranslational Scienceの責任者を務められておりました。また、NIHにおいて本学研究者の受け入れにご尽力されるとともに、本学との国際共同研究の推進及び質の向上に寄与されております。

授与式では福田学長から称号付与通知が手渡され、「これまでも研究者の受け入れ等で大変お世話になっており心より感謝申し上げます。今後、弘前大学医学部と異動されたオクラホマ州立大学と協定を締結すると伺っております。引き続き、若い研究者のご指導をお願い申し上げます」と本学への多大な貢献に感謝する旨の挨拶がありました。

続いて、石橋医学研究科長から「この度は弘前大学特別招聘教授第1号おめでとうございます。これまでも各科との交流の他に、基礎研究等での交流がございました。本学はこれからJ-PEAKSの採択に向けて、武部先生はキーマンになると思っております。今後も我々と末永く交流していただき、弘前大学を共に発展させていけたらと思っております」と挨拶がありました。

武部先生からは「この度は、このような名誉ある称号をいただきまして、心から感謝申し上げます。本学を卒業して以来、アメリカに渡り33年になります。NIHでは村井先生が第1号で研究所へお越しいただき、コロナの渦中にも負けず素晴らしい研究をされており、全力でお支えさせていただきました。現在はオクラホマ州立大学へ移りましたが、引き続き弘前と研究・教育の面でより一層の交流を深めていけたらと思っております」と今後もご尽力いただける旨のご挨拶がありました。