弘前大学

大学コンソーシアム学都ひろさき「学生と弘前市長の放課後ミーティング ~6大学 と 学生1万人 が 弘前をつくる~」開催

2018.02.06

弘前大学を含む弘前市内6大学で構成している大学コンソーシアム学都ひろさきでは,平成29年12月27日(水)に,「学生と弘前市長の放課後ミーティング~6大学 と 学生1万人 が 弘前をつくる~」を弘前市役所(青森県弘前市下白銀町)で開催し,5大学(弘前学院大学,東北女子大学,東北女子短期大学,弘前医療福祉大学,弘前大学)から,弘前市を学生の力で盛り上げたいと考える12名の学生が参加しました。
放課後ミーティングは,「(A班)ひ孫と暮らせる地域づくり」,「(B班)地域活性につなげる情報発信のあり方」の2テーマに分けて行われ,学生達は,大学で学んでいることや自身の課外活動での経験を生かした,健康,福祉,教育,食等の分野に関する地域を盛り上げる活動の提案等を積極的に行っていました。
懇談を終え,葛西市長から,「若々しい感性での意見があり,大変新鮮だった。今日の懇談を通じて,自分たちが弘前にしたいこと,自分たちがどういう立ち位置でこれから行動していけば良いかを感じる事が出来れば有り難い。そういった気持ちが,まちを豊かにし,活力を生んでいく元気の素になる。」と感想が述べられました。
今回の放課後ミーティング開催にあたって,より充実した懇談が行えるように,学生達は,弘前市へ市政に関する聞き取り調査に出向いたり,インターネット等を通じて弘前市に関する情報を収集したりと,自主勉強を行いました。また複数回の勉強会も行い,事前準備をしてきたため,葛西市長の前でも臆することなく発言し,自分達の声を市政に生かしてほしいという熱い想いを伝えることができました。参加した学生からは,「時間が短く,全てを出し切る事が出来ず残念だった。」という声もありましたが,「楽しかった。」「とても貴重な経験だった。」という声が多く聞かれました。市長と直接意見交換をするという貴重な体験をしただけでなく,初対面の学生が数ヶ月間,時間や考えを共有し,一つのことを成し遂げたという事が,学生達にとって大変有意義な機会となりました。

葛西市長に問題提起をする学生
弘前市に対する想いを熱く語る葛西市長
終始和やかに行われた懇談
事前の勉強会の様子
参加学生及び葛西市長の集合写真