弘前大学

学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム平成27年度弘前市長と加盟大学長との懇談会を開催

2016.04.11

弘前大学を含む弘前市内の6大学が加盟している学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム(事務局:弘前大学)では,「平成27年度弘前市長と加盟大学長との懇談会」を平成28年3月30日(水)に弘前学院大学4号館第三会議室で開催しました。
この懇談会は,本コンソーシアムの地域における役割や,実施事業の方向性などを協議する場として毎年開催されているもので,今回は「学園都市ひろさきの持続的発展について~青函交流圏時代の大学コンソーシアムのあり方について~」をテーマに弘前市長と弘前市内6大学の学長等が意見交換を行いました。
葛西憲之弘前市長は,「弘前市は20~24歳世代定着率が特に低く,地域への定着率を上げていくかが大きな課題である。対策の一つとして,観光対策は早急に効果をあげられ,交流人口を拡大する。今後は観光について考えられる人材の輩出が求められる。北海道新幹線開業に伴い,弘前市は青森市,八戸市,函館市と連携し,新幹線開業を活用した観光対策を実施していきたい」旨の考えを述べていました。
20~24歳世代の定着率が低い問題について,「青函圏連携の中で,志願者の確保,地域の人材となる学生の確保に取り組んで行きたい」「ひろさきコンソーシアムとして,新幹線効果を利用し函館市を含む道南地域との連携強化を図り,弘前の魅力アピールしていくことが効果的ではないか」また,交流人口拡大(観光対策)の問題について,「大学も観光政策に関わる人材の育成に力をいれ,その一環で,学生を実践で育成する場をコンソーシアムが提供していきたい」「観光客を呼び込むためにも,弘前市に観光列車などの導入を検討していただきたい」という意見がでました。
本コンソーシアムでは,28年度も弘前市の協力を得ながら,各機関の交流を深めるとともに,地域課題解決にも関連する各種事業を実施していく予定です。
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