「第1回ライブラリカフェ」を開催

弘前大学附属図書館では、昨年度開催した「ラウンジトーク」の後継事業として、今年度は「ライブラリカフェ」を開催することとし、その第1回を6月24日に行いました。
第1回は医学研究科 中根明夫 教授による「感染症と社会問題」というテーマで、医学生5名とコーヒーを飲みながら話し合われました。開催場所は、オープンしたばかりの弘大カフェ。旧制官立弘前高等学校外国人教師館という建物（大正時代に建てられた西洋風建造物）で、歴史香る場所で記念すべき第1回を開催されました。
感染症というテーマのため、天然痘からエイズ、インフルエンザまで様々な話題が繰り広げられ、地域包括ケアといった医学生ならではの専門用語も飛び出し、医学生の目線で話し合われました。聴きに来られていた佐藤敬学長からは、多くの人が使っている「高血圧の薬」を例えにした話題が提供され、会場は大いに盛り上がりました。
当日直接見に来られない方のためにYouTube Liveで生放送したところ、91名の方が視聴されました。なお、編集したものを後日YouTubeで配信予定です。
第2回は7月21日開催予定で、第1回の続きとして同じテーマで行われます。第1回を聴きに来ていた他学部の学生が、今度は出演者として加わり、医学生とは違った目線で話し合いに参加する予定です。
一方通行ではない先生と学生との語り合い。他学部生が加わることによりさらに話し合いの幅が広がり、ライブラリカフェが新たな交流の場となることを期待しています。