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弘前大学 研究・イノベーション推進機構 学術講演会「世界を照らすLED」を開催しました

 弘前大学研究・イノベーション推進機構は,平成30年10月18日(木)に弘前大学創立50周年記念会館において学術講演会を開催致しました。

 今回は,2014年のノーベル物理学賞受賞者であり名古屋大学教授 天野 浩 氏を講師にお迎えし,「世界を照らすLED」と題し御講演いただきました。

 ノーベル賞の発表時、海外にいたという天野氏。現地の空港に集まった人達を見て、「芸能人でも乗り合わせたのかと思った」と、ご自身の事とは露とも知らずにいたそうです。

 天野氏は講演の中、青色LEDの開発について、ともにノーベル物理学賞を受賞し、恩師でもある赤﨑 勇 名古屋大学特別教授・名城大学終身教授への敬意と謝意を示されました。学生時代、まだ工学博士号を取得していない時期に、赤﨑教授が無理を押し通して助手にしていただいたこと、研究の成果がなかなか出ない時でも赤﨑教授の励ましのおかげで「実験が面白くてしょうがなかった」ことを振り返り、「(赤﨑教授の)信念と人を鼓舞する力」を強調されました。

 また、こうしたご自身の経験から、苦心する大学生、成果の何もない若手研究者に対する大学側の支援の必要性も訴えられました。

 LEDの今後については、来るべき5Gや配線無しで電力を供給する技術(IoE)の展望を語られました。自動車や工場機械への常時給電、さらにはドローンへの飛行中充電など、革新的技術の構想を述べました。

 そして、それらのイノベーションを実現するための人材育成プログラムとして、「30年のイノベーションを10年以内に成し遂げる人材の育成」を目的とする名古屋大学の「DII協働プログラム」を紹介し、「世界をリードし、日本のGDPを押し上げる人材を輩出していきたい」と未来を語られました。

 天野氏の講演を聞きたいと集まった学生や市民約300人は約90分の講演中,熱心に聞き入り、ユーモア溢れる天野氏の言葉に耳を傾けていました。

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