弘前大学

大学コンソーシアム学都ひろさき「学生と市長の放課後ミーティング」開催

2018.12.13

弘前大学を含む弘前市内の6大学で構成している大学コンソーシアム学都ひろさきでは,平成30年12月2日(日)に,土手町コミュニティパーク(青森県弘前市土手町)で「学生と市長の放課後ミーティング」を開催しました。
本事業は,弘前市長と市民が市政に関して直接意見交換を行い,市民との情報共有を促進し,市民に市政に関する理解を深めてもらい,市民参画・市民との協働のために土台づくり及び市民の声に応える開かれた市役所づくりを推進する弘前市の事業で,弘前大学,弘前学院大学及び弘前医療福祉大学から,地域で活動をする団体に所属している11名が参加しました。
参加した学生はみな「地域を良くしたい」,「学生が地域を盛り上げていきたい」,「人とのつながりを大切にしたい」という想いが強く,活動を通じて学んだこと,感じたことを通して,弘前市をより良くするための仕組みを提案するなど,櫻田市長と意見交換を行いました。特に,青森県,NPO法人,学生の三者協働で活動をしている弘前大学4年 兼子 美香 さんの「学生と自治体や地元企業がより密な交流ができる場を作る必要がある。弘前市に,学生と企業をつなぐ窓口になってもらうことはできないか?」や救急救命士を目指す弘前医療福祉大学短期大学部3年 齋藤 駿佑 さんの「町会の担い手が不足している。町会と大学生がうまくつながれば担い手が補えるが,大学生が自ら声をあげて町会に介入するのは難しい。弘前市がバックアップし,大学生がより積極的に町会に介入できるようなシステムを構築してほしい。」など,弘前市に学生と地域をつなぐための仲介役になって欲しいと要望する意見が多く挙がりました。
懇談を終え,櫻田弘前市長は「本日のこの会は,最初の出会いの場だ。この場がスタートになるので,この場で終わらないように,ぜひ次につながる活動をし,今の時代を学生たちの手で作って欲しい。」と学生に想いを伝えていました。

学生と市長の放課後ミーティングの様子
弘前市長に質問をする学生
学生の質問に答える櫻田 宏 弘前市長
参加者集合写真