弘前大学

平成30年度弘前大学学術特別賞授与式及び受賞者講演会を開催

2019.01.29

弘前大学では,平成30年12月5日に平成30年度弘前大学学術特別賞授与式を弘前大学創立50周年記念会館会議室にて執り行いました。
今年度は独創的で将来性を伺わせる論文が対象の若手優秀論文賞を,医学研究科 藤田敏次准教授,珍田大輔講師,保健学研究科 千葉満講師,農学生命科学部 園木和典准教授の4名が受賞しました。佐藤学長が一人ひとりに表彰状と副賞の盾を贈呈,本学において優れた研究成果を挙げられたことへの謝辞とともに,「本学の研究レベルを一層引き上げ,今後は遠藤賞にもチャレンジしていただきたい」と功績を讃えました。
続いて,各受賞者よりスピーチが行われ,若手優秀論文賞受賞を受賞した医学研究科 藤田准教授は,今後,医学生命科学の中で重要な役割を担う技術になるように研究を進めたいと挨拶がありました。医学研究科 珍田講師は,症例の登録をいただいた共著者及び関係者への謝辞があり,保健学研究科 千葉講師は,様々な疾患のバイオマーカー(指標)となるよう今後も研究を続けていきたいと抱負を述べました。農学生命科学部 園木准教授は,農業残渣の活用に資する生物機能の解明と応用について研究を進めていることに評価をいただいたとの謝辞がありました。授与式には役員等多数の出席者があり,盛大な式典となりました。
授与式終了後には,弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールに会場を移して,受賞者の記念講演会が開催され,若手優秀論文賞を受賞した4名から,それぞれ受賞論文に関する研究内容について講演が行われました。
また,講演会では,学長特別賞授与式が行われ,医学部医学科4年 木村紗也佳さんが受賞しました。佐藤学長からは,弘前大学にとり顕彰する価値のある論文であるとともに,学部学生の立場で勉強以外にも研究にしっかりと取り組む一つのモデルとなるように,今後の期待も含めて学長特別賞を授与して,発表の機会を設けたことの説明がありました。
引き続き,木村紗也佳さんから,学長特別賞受賞論文に関する研究内容について発表が行われました。
今回の講演会は,本学において高い評価を得られた論文や本学の看板となる優秀な研究成果に触れる貴重な機会となりました。
◇学術特別賞の詳細についてはこちら(弘前大学研究・イノベーション推進機構ホームページ)
◇木村紗也佳さんのインタビューをWEBマガジン「HIROMAGA」に掲載しています。