弘前大学

弘前大学「第16回学生相談を考える会」を開催

2021.03.24

令和3年3月18日(木),学生相談に携わる学内の教職員を対象とした「第16回学生相談を考える会」を開催しました。同会は多様化・複雑化する学生相談に適切に対応し,学生への支援体制を充実させようと平成20年度から開催しており,今回で16回目となります。今年度は,新型コロナウイルス感染症対策連絡会議 学生チームとの共催により,Microsoft Teamsを利用したオンライン形式で開催され,学生相談に携わる学内関係者約50人が参加しました。
今年度は,学生からの心理的な相談が急増している状況を受けて,本学保健学研究科 田中 真助教に,「新型コロナウイルス感染症防止対策に伴う心理面の対応~とくに自殺予防の観点から~」をテーマに講演・情報提供をしていただきました。
講演では,コロナ禍では不要不急の名のもとに行われる様々な制限が学生に大きな影響を与えていること,身近な人の「死にたい」サインを受け取る感性を高めること,自殺予防には「開かれた対話」から信頼関係を作ることが重要であることなど,具体的な事例を含めた講演が行われました。

その後,田中先生と保健管理センターのカウンセラー,学生特別支援室のコーディネーターによるディスカッションが行われ,参加者から寄せられた具体的事例に基づいた質問や自ら相談に来ない学生への対応のポイントについて議論を深めるなど,貴重で有意義な時間となりました。
■学生相談についてはこちらから(「学生相談・健康」のページ)
https://www.hirosaki-u.ac.jp/support/soudan.html
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