【学内向け】令和３年度弘前大学研究不正防止講演会を開催（資料掲載）

　弘前大学では、全学の教職員が研究活動の不正防止に関する知識を得る機会を確保し、公正な研究活動を更に推進することを目的として10月29日（金）に「令和3年度弘前大学研究不正防止講演会」を開催しました。
　第一部では、クラリベイト政府・アカデミア・コーポレート事業部カスタマーサクセスマネージャー 熊谷美樹氏を講師にお迎えし、「そのジャーナルは大丈夫ですか？～粗悪ジャーナルの見極め方～」と題しご講演いただきました。講演では、安全で信頼できるジャーナルを探す方法や論文投稿する際の最適なジャーナルを見つける大切さについて解説があり、理解を深めることができました。　
　また、第二部では医学部附属病院総合診療部 助教（学内講師）小林只氏を講師にお迎えし、「オンラインだから気をつけたい学会発表の落とし穴～個人情報・著作権・安全保障貿易管理～」と題しご講演いただきました。講演では、学会発表を例とした実際に起こりうる対面とオンラインでの開催ルールの違いや、発表スライド作成時の注意点、国際会議や海外サーバについての説明があり、普段使用しているTeamsやZOOM等の情報管理に関する設定の重要性について理解を深めました。
　当日は、本学の教職員・学生を対象に100名が参加し、参加者からの粗悪ジャーナルや著作権等に関する質疑応答がなされ、研究不正防止の意識を高めることができました。
　なお、当日の内容については，研究・イノベーション推進機構ホームページより閲覧・視聴可能です。
【学内限定】URL：https://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp/