弘前大学大学院理工学研究科博士後期課程安全システム工学専攻修了学生の博士論文公聴会開催のお知らせ(8月22日開催)
2014.08.01
お知らせ
1.日 時: 2014年8月22日(金)15:00~16:00
2.場 所: 弘前大学理工学部1号館 2階 第1会議室
3.対 象: 本学教職員、学生等どなたでも
※事前申込は不要です。
4.発表者: 弘前大学大学院理工学研究科 安全システム工学専攻 3年 岡田 敬一
5.博士論文題目: 地震後の建築物の健全性判断システムの構築
Development of diagnostics system using structural health monitoring of buildings
after earthquake
6.博士論文概要:
本論文では、地震後における建築物の健全性を判断する情報を提供するシステムを開発し、提案している。根幹となる技術は、建築物に取り付けるセンサの開発とそこから得られた情報の処理である。本論文では、上述の目的のために簡便で多機能な変位記憶型センサシステムを提案している。また、限られた数の加速度センサ情報から、全階の応答を推定する手法も提案している。この2種のモニタリングシステムにより専門家でなくても地震直後に建築物の健全性が容易に判断可能となる。さらに緊急地震速報などの既存の防災システムと連動することで、現状よりもさらに安全・安心な建築物ができることを示している。
問い合わせ先:
弘前大学大学院理工学研究科
片岡 俊一
TEL:0172-39-3616
E-mail:kataoka@hirosaki-u.ac.jp