2025(令和7)年6月26日(木)、創立50周年記念会館において「弘大じょっぱり起業家塾2025」を開講しました。
開講式には、塾長の橋本 社会連携担当理事、森 地域創生本部 地域創生推進室副室長、石塚 地域創生本部 地域創生推進室 地域創生人材育成部門長、学内関係者、そして受講生24名が出席しました。まず、橋本塾長から「今年度受講生を募ったところ、現在26名の申込をいただいている。参加する方は本学の学生だけではなく、社会人や高校生など幅広く参加いただき、本学としても非常に喜びを感じている。本起業家塾の基礎コースや実践コースを活用いただき、将来起業を通じて地域に貢献できる人材を目指してほしい。また、それぞれの具体的な思いや目的が達成できるよう本起業家塾を役立ててほしい」と挨拶がありました。
また、森 地域創生本部 地域創生推進室副室長から本起業家塾の概要説明がなされた後、受講生を代表して弘前大学人文社会科学部3年 小林 七海さんが「本起業家塾を通じて、起業家マインドを持った地域で活躍できる人材を目指し、柔軟な発想力や高い企画提案力を身に付けたい」と抱負を語りました。
開講式に続き、株式会社寅福プラント代表取締役社長の加藤 夢人 氏を招き「地域資源を活用したアグリビジネスの可能性」と題した基調講演を行いました。基調講演では、加藤代表取締役社長自身の起業に至るまでの経緯や、排気ガス・温泉熱など地域資源を活用した循環型農業の取り組み、事業に対する熱意や事業計画書のの重要性が述べられました。
本起業家塾は、12月まで11回の講義を通じ、起業や地域ビジネスに関する基本を学び、ビジネスモデルの組み立て方や地域資源を活かした経営戦略など、新たなビジネスプランにつながる学びを提供し、起業家マインドを持つ地域で活躍できる人材を育成します。