2025(令和7)年7月22日と23日の2日間、福島県立福島高等学校の1年生から3年生7名が被ばく医療総合研究所を訪問しました。
福島高等学校は文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、その活動の一環として福島県内で環境ストレス因子であるラドンに関する調査を行っています。
被ばく医療総合研究所は2023年より同校の活動を支援しており、2024年にはその成果が国内外の学術講演会などで発信されました。
今回の訪問では、ラドン調査に用いられている測定機器の原理を学ぶとともに、福島高等学校が実際に使用した測定機器を処理してラドン濃度の評価を行いました。
高校生からは、「自分の知りたいこと、知らなかったことを深く知ることができました」「実際に測定機器を処理する工程を体験し、講義を聴き、ラドンを専門とする先生に質問をすることができ、自分たちの研究に関する理解も深まる良い機会でした」「英語で研修を受けられたことが貴重な経験でした」などの感想がありました。
被ばく医療総合研究所では引き続き、ラドン測定に関する技術的支援を行ってまいります。