7月1日(月)、福島県浪江町の仮役場(福島県二本松市)に「弘前大学浪江町復興支援室」を設置し、同役場にて開所式を開催しました。本学は平成23年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、全住民が福島県内外での避難生活を余儀なくされている福島県浪江町と同年9月に連携協定を締結し、浪江町の再生・復興のために様々な支援活動を展開しています。開所式には、本学から佐藤学長、柏倉被ばく医療総合研究所所長ら、浪江町からは馬場町長ら関係者が出席して開所を祝いました。今回の復興支援室設置により、本学と浪江町との連絡や調整が更にスムーズに行えることが期待され、この復興支援室を支援活動の窓口として、新たに「放射線の正しい知識を伝えられる人材育成」等の事業も計画されています。