弘前大学

外務省職員による海外渡航における安全対策のための講演会開催

2016.12.26

弘前大学国際連携本部は,平成28年12月22日(木),総合教育棟401講義室にて,外務省職員による海外渡航における安全対策のための講演会を開催しました。
本講演会は近年多発する海外における自爆テロ等による治安情勢の悪化や地震,台風などの大規模災害等の頻発,大学生が巻き込まれる事件の発生に伴い,海外渡航の予定のある学生及び教職員に対する注意喚起の一環として,全学を挙げて安全対策の強化を図るため,外務省より領事局海外邦人安全課長 石瀬素行 氏と同じく領事局海外邦人安全課事務官 大森聡一郎 氏をお招きして開催したもので,海外での留学生活を安全に過ごすため,留学生及び20~30代邦人の死亡事例や外務省が提供する安全に関する情報,テロの特徴と対処方法などが述べられました。
日本では当たり前と考えられている行為や動作が海外ではトラブルの原因になることやパリの指輪を使用したスリの手口など,石瀬海外邦人安全課長の豊富な海外生活での実体験に基づくエピソードに,参加者たちは興味深く耳を傾け,多くの質問も出されて海外渡航における危機管理の重要性を確認していました。