本学と中国の太原理工大学との大学間交流協定の調印が郵送方式により行われ,平成29年4月19日付けで教育・研究に関する交流協定が締結されました。有効期間は5年間で自動更新となっています。
太原理工大学とは,本学北日本新エネルギー研究所と太原理工大学化学化工学院及び石炭化学工学研究所が平成25年6月9日に部局間交流協定を締結し,エネルギー分野を中心に研究交流が行われてきたのと同時に,理工学研究科への大学院学生の受入れや科学技術振興機構の「さくらサイエンスプラン」での受入れなど留学生の受入れも積極的に行われてきました。太原理工大学は,エネルギー・環境,化学・化学工学,機械工学,材料化学,情報システム,数学などの分野での研究に定評があり,本学の重要な戦略分野である「エネルギー・環境」についての連携に大きな期待がもたれ,今回大学間交流協定締結に至りました。
太原理工大学は,1902年に設置された国立大学で,中国国家重点大学(211プロジェクト指定校)の一つです。山西省で最も優れた工学大学であり,特に石炭研究所は国家国際科学技術協力機関となっています。学生数約27,000人,25学部,15研究科(126修士課程専攻)を擁する総合大学です。