令和2年2月12日(水)、「令和元年度COC+シンポジウム いま考える次の一歩-若者の地域定着に向けて-」を青森国際ホテルにて開催しました。
本シンポジウムは、若者の地域定着をテーマに開催したもので、県内企業や自治体の関係者など約130名が参加しました。
佐藤 敬機構長(弘前大学長)による開会挨拶の後、第一部の基調講演では、山形大学学術研究院准教授の松坂 暢浩氏より「地域に若者を残す連携の推進」と題して、山形県におけるインターンシップの取り組み事例や、教育効果の高いインターンシップのポイントなどについてご講演いただきました。
第二部では、吉澤 篤COC推進室長(弘前大学理事(企画担当)・副学長)より5年間のCOC+事業の取り組みについて事業説明が行われました。次に、青森、弘前、八戸、むつの各ブロックの活動について、吉川 源悟COC+推進コーディネーターを進行役に、活動に参加した学生から、活動に参加しての感想や参加後の心境の変化などについて報告がありました。
続いて行われた、パネルディスカッションでは、曽我 亨弘前大学COC推進室副室長(副理事・教授)をモデレーターに、竹内 紀人青森地域社会研究所常務理事、三浦 克人サン・コンピュータ代表取締役、山口 道子津軽警備保障代表取締役、小寺 将太tsumugu代表理事の4名がパネリストとして登壇し、「若者の地域定着に向けた連携」というテーマのもと、若者の採用や従業員の定着率の向上、青森県のこれからについて議論が重ねられました。
最後に、花田 勝美副機構長(青森中央学院大学長)による閉会挨拶が行われ、盛況のうちに閉会となりました。
シンポジウム終了後には、情報交換会が開催され、参加者同士が活発な情報交換を行うとともに、今後の連携の深化に大きく資するものとなりました。