弘前大学

弘前大学学長定例記者会見(令和2年4月28日)を開催しました

2020.04.28

弘前大学 学長定例記者会見

日時: 令和2年4月28日(火)10時30分~
場所: 弘前大学創立50周年記念会館 2階 岩木ホール

会見項目

新型コロナウイルス対策経済支援事業〜弘前大学生活支援奨学金〜の実施について説明がありました。
弘前大学生活支援奨学金についてはこちらからご覧ください。

1. 令和2年度の業務運営に関する計画(年度計画)について

配付資料

資料1 令和2年度事業概要(年度計画)

説明主旨

  • 国立大学法人は,毎事業年度の開始前に,中期計画に基づき,その事業年度の業務運営に関する計画,いわゆる「年度計画」を定め,文部科学大臣に届け出ることになっています。
  • 令和2年度は,第3期中期目標・中期計画期間(平成28~33年度)の5年目となり,中期目標期間全体の達成状況を見通して計画を進捗させるべき、大変重要な年度であります。
    弘前大学では,第3期中期目標・中期計画の完全達成に向けて,令和2年度に取り組むべき事項を盛り込んだ「令和2年度年度計画」を,3月27日付けで文部科学大臣に届け出を行いましたのでお知らせします。また,ホームページでも公表しております。
  • 令和2年度の事業概要は別紙のとおりです。

本件問い合わせ連絡先

総務部学長戦略企画課長
古 舘 賢 樹
TEL:0172-39-3008
E-mail:jm3008@hirosaki-u.ac.jp

2. 令和元年度大学機関別認証評価の評価結果について

説明主旨

  • 本学は,令和元年度に独立行政法人大学改革支援・学位授与機構による大学機関別認証評価を受審し,大学改革支援・学位授与機構が定める大学評価基準を満たしているとの評価を受けました。
    1. 認証評価について

大学は,学校教育法第109条第2項及び学校教育法施行令第40条に基づき,7年以内ごとに,文部科学大臣が認証する評価機関(認証評価機関)の実施する評価を受けることが義務づけられている。本学では,平成18年度及び平成25年度に受審しており,今回,3回目の認証評価を受審した。

    1. 評価機関

独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構

    1. 受審年度

令和元年度

    1. 評価結果

弘前大学の教育研究等の総合的な状況は,大学改革支援・学位授与機構が定める大学評価基準を満たしている。

【優れた点】

  • 文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム」(COI事業)における,健康診断によるビッグデータの収集や解析による生活習慣病や認知症の予兆発見・予防法開発に関わる研究・ビジネス化等の取組
  • アグリ(食)・ライフ(健康(医工連携))・グリーン(再生可能エネルギー)分野における地域の特性・資源を活かした,自治体や県内企業等との連携による教育プログラムやインターンシップの実施等

本件問い合わせ連絡先

総務部学長戦略企画課長
古 舘 賢 樹
TEL:0172-39-3008
E-mail:jm3008@hirosaki-u.ac.jp

3. 学長の内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言賛同について

配付資料

資料2 「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会行動宣言」

説明主旨

  • 学長は4月1日,内閣府が支援する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同しました。北海道・東北地域の大学長として初めて賛同した佐藤敬前学長に続くもので,現在の青森県内の賛同者は櫻田宏弘前市長,福田学長のみです。

「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言とは
平成26年3月に首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に,同年6月,女性の活躍 推進に積極的に取り組んでいる企業の男性リーダーにより策定されたものです。
この行動宣言は,組織のトップを務める男性リーダーが,様々な女性の意欲を高め,その持てる能力を最大限発揮できるよう,「自ら行動し,発信する」「現状を打破する」「ネットワーキングを進める」ことを宣言するものです。
行動宣言に賛同する男性リーダーが宣言に沿って具体的な取組を進め,取組の輪を社会的に 影響力のある男性リーダーに広げていくことが期待されています。

佐藤前学長時代の主な取組と実績
男女共同参画推進宣言(学長宣言),第2期弘前大学男女共同参画推進基本計画(平成28~令和7年度)策定や,教員公募における女性限定公募の推進,男女共同参画推進基金の設置等の取組により,教員に占める女性比率は12.8%(平成23年5月1日)から19.3%(令和元年5月1日)に。文部科学省女性研究者支援モデル育成事業(平成22~24年度)ではA評価,文部科学省ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業(平成28~令和3年度)中間評価では最高のS評価を受けました。

福田学長就任後の今後の取組
佐藤前学長時代の取組を踏まえつつ,さらに,男性の育休取得促進策の検討,SOGI(sexual orientation(性的指向) and gender identity(性自認))(LGBT関連)と人権の観点によるキャンパス環境整備の検討等の取組を進めていく予定です。

本件問い合わせ連絡先

男女共同参画推進室
専任担当教員(助教)
山 下  梓
TEL:0172-39-3888
E-mail:equality@hirosaki-u.ac.jp

4. 大連理工大学からのマスクの寄贈について

配付資料

資料3 大連理工大学(Dalian University of Technology)の概要

説明主旨

  • この度,本学の国際交流協定校である中華人民共和国の大連理工大学から、新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的として,本学へマスク5千枚の寄贈の申し出がありました。本学と大連理工大学は,平成13年に本学理工学部と大連理工大学工学部が部局間交流協定を締結したことを契機に交流が開始され,平成21年に大学間交流協定を締結して以降様々な交流を行っており,この度のマスクの寄贈も長年の学術交流や人材育成を踏まえて大連理工大学のご厚意により申し出があったものです。
    なお、マスクについては、新型コロナウイルス感染症対策本部を通じて、学内に配布する予定です。

本件問い合わせ連絡先

国際連携本部調整役
長谷川 公 栄
TEL:0172-39-3497
E-mail:jm3497@hirosaki-u.ac.jp