令和5年度 第1回弘前大学広報研修会を実施

2023（令和5）年11月28日（火）「令和5年度 第1回弘前大学広報研修会」を附属図書館1階グローバル・スクエアにて開催し、本学の職員24名が参加しました。弘前大学では、平成29年度より学内の情報収集力を強化し、本学の特色を国内外へ積極的に発信するため各部局に「広報支援員」を配置しており、広報支援員と広報を担当する職員向けの研修会を毎年実施しています。

今回の研修会は、報道機関に対して取材や公表を依頼する「プレスリリース」の書き方のコツや効果的なリリースの方法、読みやすい記事のまとめ方について、㈱陸奥新報社 編集局報道部長　石岡 由美子 氏を講師としてお招きし、お話いただきました。

研修会では、普段から多くのプレスリリースを見ている報道側の視点から、目に留まりやすいプレスリリースは「タイトルが興味を引く」「社会性がある」「内容が興味深い」ものであること、また、意識すべきポイントとして、最初に目にする“表題”は伝えたい情報のポイントが分かるよう簡潔にすること、文章は一般市民らが理解できるような表現をすることなどの説明がありました。また、石岡さんから参加者に向けて「学内でいい取り組みがあれば、小さいことでもいいので恐がらずにどんどんプレスリリースしてほしい。その情報がメディアを通して広く発信されることで、弘前大学のイメージアップに繋がったり、先生方の研究内容がさらに注目されたりとメリットが多くある」とのお話がありました。

参加者からは「実際に記者の方が着目する点について認識することが出来たので良い機会となった」「プレスリリースするうえで、いかに分かり易く簡潔にまとめることが必要かが理解できた。またタイトルのつけ方や、プレスリリースの内容次第でマスコミの方に興味を持ってもらえるのかが分かり、大変有意義な研修会であった」などの感想があり、会はなごやかに進行し、盛況のうちに終了しました。