弘前大学

株式会社メディカルデータインテリジェンスと連携協力に関する協定を締結

2024.03.19

弘前大学は、令和6年3月6日(水)、弘前大学において、弘前大学発ベンチャー企業である株式会社メディカルデータインテリジェンスと連携協力に関する協定を締結しました。本協定は、弘前大学COI-NEXTの研究成果の中核となる健康医療AI開発を推進し、当社が当該分野における弘前大学の研究成果の企業への橋渡しを包括的に担うことで、社会実装を促進し、企業間連携の活性化を図ることを目的としています。

締結にあたり、福田 眞作 弘前大学長から「弘前大学は『世界に発信し、地域と共に創造する』をスローガンに教育研究活動を進めており、その中で、弘前大学発ベンチャー企業であるメディカルデータインテリジェンス社と弘前大学COI-NEXTの研究成果の社会実装促進に関して連携協力協定を締結できたことは、非常に意義がある。健康医療AIの研究開発において強い連携関係を持ちながら、メディカルデータインテリジェンス社が企業間連携を活性化し、事業化ならびに事業化支援を促進できるよう協力するとともに、今後も弘前大学COI-NEXTの参画企業等からご支援をいただきながら教育研究活動を進め、社会変革・地域創生を先導するイノベーションの創出、人材育成および研究開発を推進していきたい」旨の挨拶がありました。

引き続き、井上 恒一 代表取締役から、「短命県という地域の社会課題を解決するために、弘前大学COI-NEXTはWell-Beingな地域社会モデルを、経済発展モデルを伴って実現しようと取り組んでいる。経済発展モデルとは、新たな産業が新たな雇用を創出し、地域を豊かにすることだと考える。この取り組みに多くの企業が参加し、活発な企業間連携が行われるよう、メディカルデータインテリジェンスは技術開発で貢献していきたいと考えている。メディカルデータインテリジェンスの強みはビッグデータ解析技術にあり、最先端のAI技術を取り入れながら健康医療AIの開発で社会課題の解決に取り組んでいきたい」旨の挨拶がありました。

締結式には、弘前大学から福田学長ら4名が、株式会社メディカルデータインテリジェンスからは井上代表取締役ら2名が出席しました。