弘前大学

ボランティアセンターが岩手県野田村で「宿泊学習会」を開催

2014.09.16

 ボランティアセンターでは、公益財団法人大和証券福祉財団「第4回災害時ボランティア活動助成」の支援を受け、去る8月11日(月)、12日(火)に岩手県野田村において「野田村宿泊学習会」を開催しました。

 当センターでは、東日本大震災発生後の平成23年4月から、弘前市及び弘前市民らと「チーム・オール弘前」を形成し、毎月岩手県野田村に出向きボランティア活動を行ってきており、野田村の子ども達からの「より長い時間を大学生と過ごし、楽しい思い出をたくさん作りたい」という声に応えて、昨年度から宿泊学習会を開催しています。

 宿泊学習会には、副センター長の人文学部李永俊教授と学生9名、インストラクターの講師1名の11名が野田村へ向かい、野田村の子ども達22名の計33名が参加しました。

 第1日目は、オリエンテーションやライトアップ・ニッポン(花火打ち上げ企画)のイベント参加を通じて学生らは子ども達との交流を深め、その後共に宿泊しました。第2日目は、「野田村の良さを再発見する」をテーマに、野田村の伝統的な地場産業である塩作りや豆腐作り、ホタテ作りを体験し、野田村の地場産業の可能性を全員で考える体験型ワークショップを行いました。学生と子ども達は、塩作り班・豆腐作り班・ホタテ班に分かれて体験学習を行い、それぞれの体験をポスターにとりまとめ、プレゼンテーションを行いました。

 参加した学生からは2日間とても楽しかったという感想が多く寄せられ、野田村の子ども達からは、また来て欲しいとの声が聞かれ、大学生との交流をとても喜んでいました。

 参加した李副センター長は、野田村の子ども達と学生が笑顔で交流できたことが何よりもうれしいことだったと振り返りました。

01 体験学習の様子(塩作り体験)02 ライトアップ・ニッポンの遊び広場
03 発表会の様子
04 最後の記念撮影