JICA研修員が教育学部での研修を終えました
2024.09.20
今年の夏も教育学部校舎は、英語が飛び交う賑やかな雰囲気となりました。昨年度までの委託は終了しましたが、今年度から3年間の予定で新たにJICA(国際協力機構)の委託を受け、8月22日(木)~9月18日(水)の4週間にわたり、「教員養成のアップグレード(教師が変われば未来が変わる)」を実施いたしました。
今年は、開発途上国の9カ国から計11名の研修員が参加しました。参加された研修員は、日本でいうところの文部科学省の職員など教育・教員養成に携わる方々で、弘前大学での授業を通して日本の教育論を学びました。
研修員のみなさんは、教育学部教員の授業受講のほか、附属学校や公立学校を訪問し、児童生徒にとっても国際交流の貴重な経験になったと思います。
また、弘前城、ねぶたの家ワ・ラッセ等を訪れて地域の文化に触れ、日本文化を理解する機会にも恵まれました。
9月17日(火)に教育学部中教室で執り行われた修了式では、JICA東北の花立所長、福田学長、髙瀬教育学部長から英語でご挨拶をいただいた後、花立所長から修了証書の授与、福田学長より記念品として弘前大学ねぷた団扇、オリジナルハンカチ等を研修員ひとりひとりに手渡していただきました。最後は日本の風習「一本締め」で締めくくり、弘前大学での研修修了となりました。
たくさんの方のご協力、ありがとうございました。