弘前大学

令和6年度「トヨペット未来の青森県応援事業」奨学金採用者授与式を挙行

2024.10.15

弘前大学では、令和6年10月9日(水)に令和6年度弘前大学基金「トヨペット未来の青森県応援事業」奨学金採用者授与式を、弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールにて行いました。

本事業は、青森トヨペット株式会社様からのご寄附を原資として、地元青森県において活躍する人材育成を支援するために、平成29年度から奨学金給付事業を実施しており、今回で8度目の実施となりました。採用者には一人あたり25万円の奨学金が給付されます。

授与式では、福田学長から「この事業は、青森県において多様な分野で活躍する人材育成を支援したい、という青森トヨペット株式会社 代表取締役社長 大野様及び社員の皆様の賛同と理解のもと実現しています。そういった皆様の願い、思いを忘れずに、社会で活躍できる人材に成長するための費用として、今回の奨学金を有効に活用してください」と激励の言葉が送られました。

続いて、採用学生代表の謝辞では「昨今の物価高騰などの影響により、アルバイトをせずには生活を維持することが難しい状況に直面しており、それにより研究が進まなくなることに不安を感じていましたが、今回奨学生に採用していただいたことでその不安から解放され、研究活動に時間を気にすることなく専念することができることを大変嬉しく思います。この度の奨学金支援へのご恩と感謝の気持ちを忘れず、青森県のさらなる発展に貢献できるよう、努力を重ねてまいります」と感謝の気持ちが述べられました。

また、青森トヨペット株式会社 代表取締役社長 大野 亮 様から「月日が経つのはとても早く、大学生活の4年間は本当に貴重な時間です。その貴重な時間をアルバイトに割くということは、学業に割く時間が減少してしまうということです。私たちは、アルバイトをせずに学業に熱中できる時間を差し上げたいと思っています。是非その時間を有意義に過ごしてほしいと思っています。そして、社会に出てから青森県のために恩返しをしてくれたらと思っています」と、温かいお言葉を頂きました。

授与式後に開催した懇談会で採用学生たちは、大野様、福田学長、岡﨑理事(教育担当)と、将来の夢や、社会人になるということなどについて、様々な話をし、学び多い時間を過ごしました。