弘前大学

イノベーション・ジャパン2019へ弘前大学から7ブースが出展しました

2019.09.24

イノベーション・ジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング~が8月29日(木)・30日(金)の両日、東京ビッグサイト青海展示棟Bホールにて開催され、弘前大学からは7つのブースが出展しました。参加する大学数も年々増え、16回目となる今回は、『大学等シーズ展示』に国内141の大学等が403件に上る研究成果を11分野に分かれて出展していました。
各ブースでは、大学の特許などの研究成果を社会に還元するために、技術移転を促進するとともに、産学連携を支援するための研究成果が展示され、企業の研究開発担当者らが訪れ、共同研究の可能性や実用化に向けた見通しなどの相談が各所で行われていました。
本学研究・イノベーション推進機構イノベーション推進部門長である中井雄治教授によると、イノベーション・ジャパンの特徴は、機械、装置などモノづくりに関する出展が多く、工学的要素が強く、こういったシーズ発表会に出展すると、全国から来る様々な企業と接点を持てることが一番のメリットであり、何よりも“知ってもらうこと”が大事とのことで、出展ブースの中には、昨年のこの展示会でいただいた意見をもとに改良したプロトタイプを今年の展示会に出展している研究者もおり、単年ではなく継続して参加することで、実用化へまた一歩近づいていくとのことです。
本学は、イノベーション・ジャパンが始まった第1回から参加しています。今回の7ブース出展は過去最多であり、また1ブース当たりの来場者数も例年に比べ多く感じられました。なお、弘前大学からの出展シーズは以下のとおりです。
また、ショートプレゼンテーションの様子及び先生方に研究内容を説明していただいた様子を動画でご覧いただけます。

所属 課題テーマ 動画
大学院理工学研究科
医用システムコース
佐川貢一 教授
自動採血ロボットのプロトタイプ開発 研究紹介動画
大学院理工学研究科
知能機械工学コース
城田農 准教授
サンプル1滴で粘度・表面張力・密度を同時に計測する装置 研究紹介動画
大学院理工学研究科
知能機械工学コース
鳥飼宏之 准教授
水流噴流立ち上がり消火ホース 研究紹介動画
大学院保健学研究科
生体検査科学領域
堀江香代 助教
カシス抽出物は更年期障害の軽減に有効か? 研究紹介動画
大学院理工学研究科
知能機械工学コース
森脇健司 助教
接着力が視えるセンサフィルム:粘着テープから細胞応答まで 研究紹介動画
大学院医学研究科
統合機能生理学講座
山田勝也 准教授
がん細胞が特異的に食べる非天然型グルコース誘導体 研究紹介動画
大学院医学研究科
泌尿器科学講座
米山 徹 助教
ホウ素中性子捕捉療法のための腫瘍血管内皮特異的ホウ素製剤の開発 研究紹介動画

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◇弘前大学研究・イノベーション推進機構ホームページはこちら

佐川先生
自動採血ロボットの今後の見通しを説明する佐川先生
城田先生
計測装置の原理を説明する城田先生
鳥飼先生
ホースが立ち上がる仕組みを説明する鳥飼先生
米山先生
ホウ素中性子捕捉療法の有効性を説明する米山先生
堀江先生と七島先生
カシス抽出物の効果を説明する堀江先生(左)と七島先生(中央)
ショートプレゼンテーションする堀江先生
ショートプレゼンテーションする堀江先生

ショートプレゼンテーションする森脇先生

センサの構造を説明をする森脇先生
山田先生
研究の概要を説明する山田先生
ショートプレゼンテーションする山田先生
ショートプレゼンテーションする山田先生