弘前大学

学内アルバイト学生支援事業を開始

2021.02.16

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長引いていることで、学生のアルバイト収入に大きく影響が出ていることから、弘前大学では新たな学生支援策として、「学内アルバイト学生支援事業」を開始しました。本事業は、学生の職業意識・職業観の涵養と、アルバイト収入による経済支援を目的としています。
期間としては令和3年2月から令和4年3月を予定。時給を1千円として、総額1千5百万円の予算を見込んでいます(学内予算)。学内でできる短時間の業務を創出し、学生を募ります。
2021(令和3)年2月15日(月)、本事業初のアルバイトが弘前大学教育学部附属学校(学園町)で始まりました。附属学校への送迎で混み合う登下校の時間に、児童・生徒が安全に通学できるよう誘導を行います。初日となった15日は午前7時20分から3人の学生が業務に従事しました。
学生は「学内で働けて安心安全、気軽に応募できるのでよかった。」とコメント。
また、いつも駐車場整理の業務を行っている職員からは、「子どもたちが安全に通行でき、車の流れもスムーズに感じた。」と安全な通学路の確保と渋滞の緩和を期待する声が聴かれました。
本事業の実施にあたり、福田眞作学長は1月29日(金)に実施された学長定例記者会見で、「学生が修学を断念しないよう、あらゆる支援をしていきたい。」と話しました。
今後は「データ整理」や「蔵書の管理」など、普段教職員が行っている作業に関するアルバイトを募集する予定。準備が整い次第、弘前大学公式ホームページへ掲載し、公募していきます。
■現在の募集状況はこちら
学内アルバイト学生支援事業 募集業務一覧


横断歩道で児童・生徒の誘導をする学生

駐車場で降車する児童・生徒の誘導をする学生

防犯対策のため声がけ、見守りをする学生