弘前大学

『かみどてキッチンカー』後期も大学内で弁当販売継続中!

2021.11.17

今年7月に1カ月間、週1回で登場していた『かみどてキッチンカー』。後期は、10月~12月までの約3ヶ月間、週3回に回数を増やし、弁当を販売しています。
これは、人文社会科学部 桑波田 浩之 准教授のゼミ生がPBL(問題解決型)授業の一環で考案したプロジェクトで、コロナ禍で苦しむ飲食店の応援や、学生の食事面でのサポート、さらには地元の食文化を知ってもらうことを目的に実施しています。
キッチンカーでは、毎週火・木・金曜日の11時半から13時まで、弘前大学附属図書館付近で毎回約100個の弁当を販売しており、接客や広告、宣伝等もゼミ生が行っています。
後期はお弁当だけでなく、“スイーツも販売してほしい”との声があり、「アップルパイ」と「アップルチーズケーキ・アップルコーヒーケーキ」を100円で販売しています。「アップルパイ」は弘前市にあるオーブンフレッシュ白銀館が製造しており、素朴な味わいが人気の商品。「アップルチーズケーキ・アップルコーヒーケーキ」は、弘前市内の障害者就労支援施設で作られており、バターをたっぷり使った風味豊かな味わいが特徴です。
協働でキッチンカーを運営している弘前東栄ホテル 専務取締役 木村 知紀 氏からは、「コロナ禍で困窮している飲食店からも「助かっている」という声をよくいただいています。前回は6店舗ほどだったが、今回は10店舗まで取扱店を増やすことができました。アップルパイを仕入れている「白銀館」は、今年9月に閉店したのですが、かみどてキッチンカーのためだけに週3回アップルパイを焼いてくれています。多くの人がこのプロジェクトに力を貸してくれています。」とのコメントがありました。
ゼミ生の人文社会科学部3年 徳井 彩織さんは、「プロジェクト実施にあたり、宣伝・広告の担当だったが、最初はどのように広めていけばいいかわからず苦労しました。SNSでの周知や学内でのチラシ配り、テレビ取材等でお客さまが少しずつ増えていきました。嬉しかったことは、常連さんができて「お弁当美味しかったよ!」と直接言ってもらえること。キッチンカーは大学内にありますが、一般の方も購入できるので、この機会に大学に来ていただき、大学の雰囲気を味わいながらお弁当を楽しんでほしいです。」と期待を込めました。
値段は全品500円、学生は学割が適用され400円で購入できます。また、学生は『大学発地域振興券』の利用も可能です。今年度の最終販売日は12月24日(金)の予定です。
※キッチンカーの様子は、11月19日(金)18時10分からNHK青森放送局「あっぷるワイド」の中のお知らせコーナー「あっぷるコンシェルジュ」で放送される予定です。なお、放送予定は変更になる場合があります。

■キッチンカーの情報はInstagramで発信しています!@kuwahata_kitchen

文京町キャンパス内に現れたキッチンカー
種類豊富なお弁当
曜日別のメニューのチラシ
アップルパイなどのスイーツも人気!
当日販売にあたった桑波田研究室のゼミ生
お弁当を買いに来る学生・職員
お弁当を購入した学生
お弁当とスイーツを購入した学生