「青森県経済の現状と今後の展望等に係る説明会」を開催
2014.12.15
地域
本学では、社会連携や地域貢献にかかるFD・SD事業として、幹部級職員を主な対象とした「青森県経済の現状と今後の展望等に係る説明会」を、12月9日(火)に弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールで開催しました。
この説明会は、先に行われた青森県基本計画等に関する説明会に続く第4回目で、地域志向大学として地域貢献活動を一層推進していくために、青森県の経済に対する見識を深めることを目的として開催されました。
説明会には、佐藤学長をはじめ、役員、部局長、教育研究評議員など幹部職員らが、また、永澤弘前商工会議所会頭や弘前市商工政策課職員など、学内外合わせて46名が出席しました。
説明者の日本銀行青森支店 山口智之支店長からは、「青森県の経済は、数値的にはリーマンショック前まで回復したが、景気回復の実感は広く伝わっていない状況である。併せて、昨今の急転している為替相場や国際状況にも注意を払う必要がある。」との現状分析が述べられました。
説明会後半には、日本銀行が展開している景気回復対策についての概要説明と活発な質疑応答が交わされ、出席者の関心の高さを感じさせるとともに、本学には地域経済へのさらなる貢献をお願いしたいとの要望がありました。