2026(令和8)年2月6日(金)、弘前大学は、弘前市、青森県とともにシンポジウム「弘前大学COI-NEXT Well-being イノベーションサミット2026」を開催しました。本サミットは昨年に引き続いて、アートホテル弘前シティ会場でのリアル開催及びオンラインのハイブリッド開催し、国内外から約3,100名の方々にご参加をいただきました。
今回はテーマを「“弘前COI-NEXT:Well-beingイノベーションPJ最前線”グローバルWell-being共創社会の創造」とし、サブテーマを「健康基軸の『経済発展モデル』と『全世代アプローチ』で高QOL&GNH未来社会実現をめざす」と打ち出しました。
弘前COI-NEXT拠点では、健康を基軸とした「経済発展モデル」と「全世代アプローチ」でwell-beingな地域共創社会の実現をめざします。これまでのCOI活動成果を基盤に、健康(QOL)の本質的課題解決へ向けてさらに力強く挑戦し、STI for SDGsの理念のもと、地域から世界の健康づくり(SDGs)への貢献をめざします。新健康未来イノベーション戦略の実現に向け、未来の地域社会モデル、ヘルスケア産業創出等について第一線の産学官金民関係者が一大集結し、熱い議論が展開されました。
開会にあたり、弘前大学 福田学長、青森県 宮下知事、弘前市 櫻田市長からご挨拶をいただき、来賓として文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課長 国分政秀氏、内閣官房政策参与(グローバル・スタートアップ・キャンパス構想推進室)/前 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局長 松尾泰樹氏、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム 共創分野・地域共創分野 第1領域 副プログラムオフィサー 吉田輝彦先生からお言葉を頂きました。
基調講演では、弘前大学の村下副学長(教授)が「Well-beingな地域共創社会の実現」と題して、弘前大学COIのこれまでの成果や弘前大学COI-NEXTにおける戦略、将来の展望について講演しました。
特別講演1では、東京大学名誉教授/順天堂大学大学院 健康データサイエンス研究科 特任教授 大江和彦先生から「AIとデータがもたらすWell-being社会」と題してご講演いただきました。
特別講演2では、DeNAチーフエコノミスト/元内閣官房海外ビジネス投資支援室長・内閣審議官 大矢俊雄氏をお迎えし、「世界の中で共に「違い」を創って行くためには?」と題してご講演いただきました。
特別企画1「QOL健診を基軸とした地域/職域/学域での取組」では、弘前市 健康こども部長 佐伯尚幸氏、青森市保健部 青森市保健所 健康づくり推進課 課長 種市靖子氏から各市での実態に合わせた取り組みをご紹介いただき、青森県教育庁 スポーツ健康課 体育・健康グループ 指導主事 山口星氏、弘前市食生活改善推進員会 会長/中南保健所管内食生活改善推進員連絡協議会 会長 斎藤明子氏からそれぞれ学域での健康教育についてご講演いただきました。
特別企画2「全世代PJ最前線:若者が健康未来を変える」では、弘前大学生協学生委員会の中島さん(医学部保健学科2年)より大学生協でのQOL健診の様子などについてお話しいただきました。
特別企画3「経済循環モデル最前線(SIB)」では、東京大学大学院薬学系研究科 特任准教授 五十嵐中先生から岩木健診・弘前市データ連携とPFS/SIBの進展についてご講演いただき、DeSCヘルスケア株式会社代表取締役社長/弘前大学COI-NEXT副拠点長(SPL)・社会実装統括(IL) 瀬川翔氏 および 花王株式会社 研究開発部門 特命エキスパート/弘前大学Well-being社会実装本部長補佐/COI-NEXT社会実装副統括(SIL) 桂木能久氏には拠点の社会実装についてお話しいただきました。
特別企画4「デジタルツイン戦略最前線」では、京都大学大学院医学研究科 特定准教授/京都大学サテライト拠点長代理(サイバー戦略TL代理) 内野詠一郎先生、弘前大学大学院医学研究科附属健康・医療データサイエンス研究センター長 教授 玉田嘉紀先生、東京大学大学院情報学環 准教授 上村鋼平先生、名古屋大学大学院医学系研究科 准教授 中杤昌弘先生から、ヘルスケア・デジタルツイン実現に向けたそれぞれの研究の状況をご発表いただきました。
特別企画5「データ連携(包括的RWD構築)最前線」では、京都府立医科大学副学長・大学院医学研究科 教授/京都府立医科大学サテライト拠点長 的場聖明先生、名桜大学 学長(教授) 砂川昌範先生が、それぞれの大学で取得されたデータと岩木プロジェクト健診の多項目健康ビッグデータとの連携により得られた成果をご紹介されました。
特別企画6「ユニバーサル意思決定支援最前線」では、京都府立医科大学大学院医学研究科 教授 成本迅先生から意思決定能力が低下している人への支援の仕組みの開発と普及についてご講演いただきました。
特別企画7「社会実装戦略最前線」では、COI-NEXTのメンバーであるクラシエ㈱、明治安田、雪印メグミルク㈱などの参画企業9社にの代表に、それぞれの社会実装の状況についてプレゼンテーションをしていただきました。
ここで、岩木健診に毎年のように参加されている舘浦善清氏と株式会社宮田総研 代表取締役社長/株式会社ヘルスケアイノベーション 代表取締役社長 宮田満氏による特別対談を行っていただきました。舘浦氏から「指導を受けた項目は意識して改善している。今後も継続して岩木健診を受けていきたい」と語られ、会場全体があたたかな雰囲気に包まれました。
最後のセッションであるパネルディスカッションでは、株式会社宮田総研 代表取締役社長/株式会社ヘルスケアイノベーション 代表取締役社長 宮田満氏をモデレータ、COI-NEXT 共創の場形成推進会議 委員/名古屋大学大学院医学系研究科附属健康医療ライフデザイン統合研究教育センター 特任教授 水野正明先生をアドバイザーとして、弘前大学 村下副学長(教授)をはじめ、大学、企業、市民、学生など幅広い分野から総勢14名のパネリストが登壇し、「グローバルWell-being共創社会の創造に向けて」のテーマのもとで、熱心な討論が展開されました。
閉会に際し、弘前大学 曽我副学長、石橋医学研究科長からご挨拶をいただき、当シンポジウムは拍手に包まれ成功裡に終了しました。弘前大学COI-NEXT拠点は今後も関係者一同、Well-being地域共創社会の実現に向けて、躍進して参ります。



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