本学は、青森県教育委員会との間において、社会の変化や多様化に対応できる幅広い視野と総合的な判断力を持ち、地域のニーズに応じた人材を育成するとともに、本県の学校及び地域における教育の充実・発展に寄与することを目的に、相互の密接な連携・協力する協定を平成27年2月24日に締結いたしました。
青森県教育庁で行われた協定書調印式には、青森県教育委員会から、中村教育長、佐藤理事・教育次長、奈良教育次長が、本学から佐藤学長、吉澤企画担当理事、伊藤教育担当理事、戸塚教育学部長が出席し、中村教育長及び佐藤学長による協定が締結されました。
調印にあたって、中村教育長からは、「弘前大学のもつ豊富な人材や研究蓄積、地域社会等との連携により獲得した多様な地域課題に関する専門知識の活用が大いに期待できる」と、佐藤学長からは、「総合大学の多様性を生かし、これまで以上に広範囲で専門性の高い連携が可能となり、青森県の学校教育・文化・スポーツ等で活躍できる人材の育成に関する様々な事業展開が円滑に進むことが期待できる。」とそれぞれ挨拶がありました。
本連携協定により、今後は教職大学院の設置による学校教育活動を牽引する若手教員の育成及び学校運営の中核となるミドルリーダーの育成、また、高大連携事業として、本学教員の高等学校への派遣による、高校生のキャリア形成等新たな事業の展開に期待が寄せられております。