弘前大学

【令和8年熊本地震】医学部附属病院DMATコーディネーションチームが出動しました

2026.09.14

2026(令和8)年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」に伴い、厚生労働省DMAT事務局を通じた青森県からの派遣要請を受け、医学部附属病院DMATコーディネーションチームは被災地支援のため出動しました。附属病院からは、伊藤 勝博教授、辻口 貴清助教をリーダーとするDMATコーディネーションチーム2隊を派遣し、2026年8月9日から13日まで現地で活動しました。伊藤チームにはDMAT補助要員として事務職員1名が参加しました。

伊藤チームは熊本県庁内に設置された熊本県保健医療福祉調整本部の施設支援班として活動し、八代市、宇城市、氷川町の高齢者福祉施設等への支援調整を担当しました。倒壊の危険がある高齢者福祉施設からの入居者避難に際し、県庁の調整本部の一員として後方支援を行いました。また、被災施設の状況や支援ニーズを把握し、飲料水や生活用水などの物資支援、介護士・看護師などの人的支援に関する調整を行いました。

一方、辻口チームは宇城市保健所内に設置された宇城地域保健医療福祉調整現地本部の活動指揮班として、DMATをはじめとする医療支援チームの活動調整を担当しました。市内で活動する各チームの活動場所や活動内容を整理するとともに、今後派遣される支援チームの情報や活動予定を集約し、関係機関との情報共有を行いました。

今回の派遣では、行政機関や福祉施設、全国から派遣された医療支援チームとの連携を通じて、被災地の医療・福祉体制を支えるための調整業務に取り組みました。活動を通じて、多機関が連携して支援にあたることの重要性を改めて実感しました。本院は今後も災害拠点病院として、災害時に迅速な支援を行える体制づくりに努めてまいります。

■ DMAT(Disaster Medical Assistance Team:ディーマット)
医師、看護師、業務調整員で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故等の現場に、急性期(おおむね発災後48時間以内)から活動可能な機動性を有する、専門的な訓練を受けた医療チームです。