弘前大学

イタリアのカターニア大学と43校目の大学間交流協定締結

2018.05.09

本学とカターニア大学(イタリア)との大学間交流協定が平成30年3月27日付けで締結されました。
有効期間は5年間で自動更新となっています。
カターニア大学は、1434年に設立されたイタリアで最も歴史のある国立総合大学です。学生数は約45,000人で、農学、経済・ビジネス学、物理・天文学、法学、建築・土木工学、電気・電子・情報工学、数学・情報、生物・地質・環境化学、生物工学、化学、教育学、政治・社会科学、人間科学、薬学、医学、建築学、外国語・外国文学の17学科、24研究所、外国人のためのイタリア語及び文化学校、カターニア高等学校を擁しています。
キャンパスはカターニア校、ラグーザ校、シラクーザ校の3つがあり、カターニア校では主に学科の授業、ラグーザ校では主にイタリア語をはじめとした多言語の授業や英語による授業(地理、社会、文学、芸術史、英語史など)、シラクーザ校では建築の授業が行われています。
イタリア初の協定校となるカターニア大学は総合大学であるため、イタリア語やヨーロッパの美術、芸術、歴史などの文化だけではなく、多分野にわたる研究者交流及び学生交流が期待できます。
ラグーザ校にはカターニア大学人文学科・在ラグーザ外国語外国文学特別施設があり、イタリア語の他に英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語等の多言語とともに、地理、社会、文学、芸術史、英語史などの英語による授業が英語能力の受講要件なく開講されているため、英語を学ぶ機会も得ることができます。また、ラグーザ校の日本語学科教員による日本語でのサポート及び日本語学科学生によるチューター補助があり、イタリア語が堪能でない学生にとっても安心して留学できる環境です。さらに、ラグーザ校で日本語を学んでいる学生が多数日本留学を希望していることからも、派遣・受入双方向の活発な交換留学が期待できます。