このたび、本学部食料資源学科佐野輝男教授が、日本学士院の2020年度の日本学士院賞を受賞しました。
日本学士院は、学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関として文部科学省に設置され、学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対する授賞事業等を行っています。
日本学士院賞は、日本の学術賞としては最も権威ある賞で、今年度は「ウイロイドに関する研究」の佐野教授ら9人の研究者が受賞しました。
佐野教授は、最小の自律複製病原遺伝子であるウイロイドの研究を総合的に展開し、ホップ矮化病の伝染源の特定、国内の作物と果樹のウイロイド病の全容、ウイロイドの多様性と分子進化、病原性を解明し、診断と防徐に貢献しました。
なお、授賞式は6月に東京・上野の日本学士院で開催予定です。
研究内容の詳細はこちらからご覧いただけます。
■日本学士院ホームページ「日本学士院賞受賞の決定について」
https://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2020/040601.html