令和2年6月16日(火)、弘前大学と弘前商工会議所は、弘前大学50周年記念会館岩木ホールにて、「学生への食事支援」及び「地域活性化」プロジェクトについて、記者会見を開催し、発表しました。
本事業は、経済的に困窮している学生の健康維持のため、食事支援を行うとともに、新型コロナウイルスの影響を受けた地元の活性化に貢献し、弘前大学と弘前商工会議所が地域と一体となって現在の困難な状況を打破することを目的に実施するものです。
チケット名は弘前大学と弘前商工会議所で「弘前大学コロナに負けるな!!プレミアム食事券」と命名。弘前大学の学生向けに5000円分の食事ができる食事券を2000円で販売します。差額の3000円分のうち、2000円分は弘前大学が「学生のためにと全国の多数の方からお寄せいただいている寄附金」の一部を充て、1000円分は弘前商工会議所が「青森県の補助金」を活用し、支援します。本事業にかかる告知宣伝費には、「弘前市の補助金」を活用します。
当初2500枚の発行予定で計画していましたが、弘前ロータリークラブ様から急遽200万円の寄附をいただき、増刷を決定。3000枚を発行する予定で、約半数の弘前大学生が利用できる見込みです。
申し込み予約は弘前大学生協のWebサイトで7月1日(水)から8日(水)まで受け付けます。申し込み人数が3000人を超えた場合、抽選となり、当選者を10日(金)に発表する予定。販売は弘前大学生協文京店にて、7月15日(水)から7月31日(金)まで。前期期間はメディア授業であることから、遠方の実家等に滞在している学生のため、後期にも販売期間を設けます。
食事券は弘前市内の飲食店において7月15日(水)から12月31日(木)まで利用できます。参加店舗については弘前商工会議所において調整中で、後日お知らせします。
会見で福田眞作学長は「今回のプロジェクトは本学だけでは難しいもの。関係者のみなさまに御礼を申し上げる。学生はこのチケットを使って健康維持を、また、普段行かないお店にも行ってもらって、“新たな地域の味の発見”をしてもらいたい。お世話になっている地域のお店が一日でも早く元気になるよう取り組んでいきたい。」、弘前商工会議所会頭清藤哲夫様は「経営者のみなさまから悲痛な叫びを聴いている。ぜひ街に出てきていただいて、地域のお店を救ってほしい。参加するお店については感染症対策に意識を高くしていただいて、学生さんが安心して飲食を楽しめる時間を提供していただきたい。」とコメントしました。
また、会見後、弘前ロータリークラブ様からの目録贈呈式が行われ、弘前ロータリークラブ次年度会長小野司様から学長に目録が手渡されました。
具体的な食事券を購入するための手順や参加店舗などの詳細は後日お知らせします。
ご支援いただいておりますみなさま、誠にありがとうございます。
学生のみなさん、健康維持のために、また、地域を元気にするために、ぜひご利用ください。
■購入手順はこちら(6/29掲載)