弘前大学

弘前大学キャンパス内にキッチンカー!人文社会科学部学生が考案

2021.07.06

令和3年7月1日(木)、弘前大学の文京町キャンパス内に「かみどてキッチンカー」が登場しました。
これは、人文社会科学部 桑波田浩之准教授研究室のゼミ生がPBL(問題解決型)授業の一環で考案したものです。コロナ禍で苦しむ市内飲食店を応援し、大学生にも食事のバラエティを提供することや地元の食文化を知ってもらうことを目的に実施しました。ゼミ生はメニューや価格に関する飲食店側との交渉やSNSによる広告・宣伝など、販売へ向けて準備を行ってきました。
キッチンカーでは7月1日を皮切りに、7月中の毎週木曜日11時30分から13時まで、附属図書館付近で毎日限定約100個のお弁当を販売します。お弁当の種類は、津軽の郷土料理(イカメンチ・ホタテ・若生昆布・清水森ナンバ等)、中華、洋食、韓国料理など多彩に取り揃え、各日7種類を販売します。値段は全品500円、学生には学割が適用され400円で購入できます。ゼミ生はお弁当の販売、広告・宣伝、アンケートや販売データの分析によるメニュー改善の提案等を行います。
初日は快晴のもと学生や教職員などが訪れ、用意したお弁当は13時までに完売しました。
ゼミの代表の人文社会科学部4年酒匂亮稀さんは、「お弁当を完売することができて安心しました。より多くの方に満足して頂けるようにアンケート結果の反映や、実際の販売活動を通して学んだことを活かして2回目以降もより良い企画を目指します。」と初日の感想を語りました。
桑波田准教授は「コロナウイルスの感染拡大により市内飲食店は大きな悪影響を受けています。今回の学生発案の企画で、日頃、お世話になっている地元の飲食店を少しでも応援できたらと考えています。」と期待を込めました。
次回の販売は7月8日(木)です。
■キッチンカーの情報はInstagramで発信しています!@kuwahata_kitchen

文京町キャンパス内に現れたキッチンカー
手描きのメニューボード
メニュー写真
多彩なお弁当がならぶ
広報用に学生が作ったチラシ
1番乗りで購入に訪れた学生
当日販売にあたった学生ら
ゼミ代表の酒匂さん