弘前大学

令和3年度「トヨペット未来の青森県応援事業」奨学金採用者授与式を挙行

2021.10.18

弘前大学では、令和3年10月14日(木)に令和3年度弘前大学基金「トヨペット未来の青森県応援事業」奨学金採用者授与式を弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールにて行いました。本事業は、青森トヨペット株式会社様からのご寄附を原資として、青森県出身でかつ本学卒業後に県内に就職を希望している学生に対し、奨学金を給付し、本学が県内に有用な人材を輩出することを目的として平成29年度から実施しており、採用者にはひとりあたり25万円の奨学金が給付されます。
授与式では、福田学長から「青森トヨペット株式会社様のほか、たくさんの方々の支援を糧にしてこれからの学生生活を有意義に過ごしていただきたい。そして将来は青森県を牽引する社会人になってくれることを願っています。みなさんのこれからの学生生活が有意義で充実したものになるよう期待しています。」と採用学生に激励の言葉が送られました。
続いて、採用学生代表謝辞では「奨学生に採用していただいたことに感謝し、これまで以上に意欲的に勉学に励み、将来は地域と連携した教育を行い、地元を愛せるような子供たちを育てることができる教員になりたい。」と感謝の気持ちと抱負が述べられました。
また、青森トヨペット株式会社 代表取締役社長大野亮様から「本事業へ応募いただきありがとうございます。この奨学金を受け取っていただき、みなさんの人生が少しでも明るい方に向いてくれることが何よりも嬉しいことだと思います。青森県の人口減少は止まりません、特に若い人たちが減っていることに危機意識を持っています。学生時代に地元にとどまる可能性を少しでも残してあげたい、そんな思いもありこの事業を始めました。コロナ禍で大変なことがたくさんあったと思います。しかし、私共以外にも皆さんを支援する大人がたくさんいることを忘れないでください。皆さんの学生生活が今以上に充実することを願っています。」と温かいお言葉を頂きました。
授与式後に開催した懇談会で採用学生たちは、大野様、福田学長、郡理事(教育担当)と、将来の夢や社会人になるということなどについて様々な話をし、大変有意義な時間を過ごしました。