弘前大学

青森県知事へ「青森県におけるがん検診事業」についての提言書を提出

2021.11.17

令和3年11月8日(月)、青森県庁にて、本学福田学長が高木青森県医師会長と斎藤青森県がん検診管理指導監とともに、青森県のがん死亡率減少のためのがん検診事業についての提言書を三村知事に提出しました。弘前大学地域創生本部では、本学福田学長を委員長として、医師会や市町村関係者等で構成される「青森県における科学的根拠に基づくがん検診推進委員会」を設置し、青森県における今後のがん検診事業の在り方について協議・検討を重ねてきました。
今回の提言は、青森県の地域課題である短命県返上に向けて、国の指針に掲げられている科学的根拠に基づくがん検診事業のみを実施するための体制を構築すること、精度管理によるがん検診事業の質の向上を図るための体制を構築すること、がん検診の意義や利益・不利益等に関して効果的な情報発信を行うことなどが盛り込まれています。青森県では、今回の提言を受け、今年度中にがん検診事業の実施指針となる要綱を策定することとしています。

三村知事へ提言書を提出
三村知事(左から3人目)に提言書を提出した、左から斎藤青森県がん検診管理指導監、福田学長、高木青森県医師会長
福田学長から三村知事へ趣旨・概要説明