弘前大学

弘前大学DMAT隊が「令和5年度 青森県総合防災訓練」に参加しました

2023.09.20

令和5年8月25日(金)に青森県十和田市で実施された「青森県総合防災訓練」に弘前大学DMAT隊が参加しました。コロナ禍を超えて実に4年ぶりの実施となりました。

当日の気温は34℃を記録し、訓練総監の宮下 宗一郎 青森県知事が「暑さも災害」とインタビューに応えていたとおり、実際に災害が発生して電気が止まれば「暑さも災害」になり得ます。

本学DMAT隊は八戸市立市民病院DMAT隊の統括の下で、むつ総合病院DMAT隊とともに倒壊建物の近くに設置された現場救護所運営訓練を実施しました。主にトリアージ・安定化処置・病院搬送のサイクルについて優先順位をつけながらスムーズに行えるよう訓練しました。効率的に安定化し搬送完了しないと本当に熱中症になってしまう環境のなかで、消防・救助の方々と連携し無事訓練を終えることができました。

当日は89機関・団体から3500人が参加し緊迫感のある充実した訓練となりました。今後も実災害が起きた際に即座に行動できるよう様々な訓練を通して準備して参ります。

■ DMAT(ディーマット)とは
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)の略称で、大規模災害や多数傷病者が発生した事故などの現場に、急性期から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームのことです。