弘前大学

リンゴジュース粕混合発酵飼料を給与したブランド羊肉“メルティーシープアップル”がふるさと納税返礼品に採用されました

2023.10.05

プレスリリース内容

本学研究者

農学生命科学部 国際園芸農学科 園芸農学コース 松﨑 正敏 教授
(農学生命科学部ホームページ「教員紹介」へ)

本件の概要

JRA畜産振興事業「混合発酵飼料を用いた羊肉生産実証事業」(畜産技術協会)の中で、弘前大学農学生命科学部国際園芸農学科の松﨑正敏教授のグループが開発したリンゴジュース粕を利用した混合発酵飼料を、福島県葛尾村の株式会社牛屋が同社のブランド羊メルティーシープに給与して生産した“メルティーシープアップル”が同村のふるさと納税返礼品として採用されました。


メルティーシープアップル
メルティーシープアップル

リンゴジュース粕混合発酵飼料の活用は、りんご果汁産地で産出され、有効活用の進んでいないリンゴジュース粕に大豆油の搾り粕や小麦ふすま、穀物などを混合して栄養バランスを調整して発酵させた地域資源を循環利用したSDGs達成を目指した取り組みです。

リンゴジュース粕の混合によりアルコール発酵型の飼料に仕上がっており、羊肉独特の香りを低減させる効果が食味試験結果から明らかにされつつあり、香気成分や羊肉の柔らかさへの影響の解明を進めています。

プレスリリース

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本学お問合せ先

弘前大学農学生命科学部 松﨑 正敏 教授
TEL:0172-39-3804
E-mail:mmahirosaki-u.ac.jp