弘前大学とむつ総合病院間のオンライン診療の実施に関する記者会見を実施
2024.11.26
地域
令和6年11月20日(水)に、弘前大学医学部附属病院において「弘前大学とむつ総合病院間のオンライン診療の実施」に関する記者会見を実施しました。
会見には福田 眞作 学長、袴田 健一 附属病院長のほか、一部事務組合下北医療センター管理者である山本 知也 むつ市長及び松浦 修 むつ総合病院長、青森県から守川 義信 健康医療福祉部長にご列席いただき、取組の概要や期待される効果について各出席者から説明が行われました。
会見後にはオンライン診療のデモンストレーションを遠隔医療センターで行い、本学の医師がビデオ通話によりむつ総合病院の診察室にいる患者役へ問診したり、本学が開発した専用のシステムを使い、むつ総合病院側の電子カルテに書き込みを行いました。
オンライン診療が実施されることにより「むつ・下北地方」から片道3時間以上の時間を要して来院される患者さんや付添いの方々の身体的、経済的負担などの軽減が期待され、更に高度で専門的な治療をいち早く提供できる体制が構築されることとなります。医学部附属病院では今後、オンライン診療の体制を確立させながら、対応できる診療科を拡大させていく予定です。
オンライン診療をはじめとする遠隔医療は、医療提供体制の維持に苦慮する地域にとって非常に有効な手段となることから、医学部附属病院では今後も様々な遠隔医療の推進に取り組んでまいります。