弘前大学

【プレスリリース】黄色ブドウ球菌食中毒の嘔吐メカニズム 〜小型霊長類を用いて90年越しで解明〜(医学研究科)

 北里大学獣医学部の小野久弥講師、弘前大学大学院医学研究科の中根明夫特任教授らによる共同研究チームは、コモンマーモセット(*1)を用いて黄色ブドウ球菌による嘔吐型食中毒の発症メカニズムを解明しました。本研究により、黄色ブドウ球菌の作る毒素「ブドウ球菌エンテロトキシン」が消化管の肥満細胞(*2)からヒスタミンを放出させ、嘔吐を引き起こすことが明らかとなりました。本件に関する論文は、2019年6月3日(アメリカ太平洋時間)付、国際学術誌『PLOS Pathogens』に掲載されました。

研究成果のポイント

◆コモンマーモセットを嘔吐実験のモデル動物として確立した。
◆黄色ブドウ球菌の嘔吐毒「ブドウ球菌エンテロトキシン」が消化管の肥満細胞に作用することを明らかにした。
◆肥満細胞の放出するヒスタミンが黄色ブドウ球菌食中毒の嘔吐に重要であることを明らかにした。

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