弘前大学

りんご剪定枝パルプを原料としたジェットストリーム®用パッケージを試作しました

2025.10.15

弘前大学教育学部および地域共創科学研究科(勝川 健三教授、廣瀬 孝准教授、谷本 憂太郎助教、大学院2年 佐藤 佳央美さん)は、弘前大学地域共創科学研究科共創研究助成を活用し、りんごの木を軸に利用したジェットストリーム®用のパッケージを試作しました。

試作品は、写真①に示すように、左から順に「手漉き紙」「手漉き紙を使用した貼り箱」「機械漉き紙(美枝紙®)」の3種類で構成されており、それぞれ異なる風合いや質感を持っています。

さらに、試作過程で得られた手漉き紙などを活用し、小袋(写真②)、酒袋(写真③)、書道半紙(写真④)などの試作にも成功しました。

今回の試作について、廣瀬准教授は「今回、りんご剪定枝パルプを使用し、ジェットストリームやお酒などのパッケージを中心に試作を行いました。こちらの技術を地域の皆様の新たな製品開発にご活用いただくなど、産業振興に貢献していきたいと考えています」とコメントしました。

今後は、りんご剪定枝パルプを原料としたパッケージ開発をさらに進め、りんごの木を軸に利用したジェットストリーム®製品への実用化を目指します。

①ジェットストリーム®用のパッケージの試作品

①ジェットストリーム®用のパッケージの試作品

②試作過程で作成した小袋

②試作過程で作成した小袋

③試作過程で作成した酒袋

③試作過程で作成した酒袋

④試作過程で作成した書道半紙

④試作過程で作成した書道半紙