2025(令和7)年11月25日(火)、弘前大学医学部附属病院の袴田 健一病院長、医学研究科長・医学部長の石橋 恭之研究科長、学長特別補佐の柏倉 幾郎教授、保健学研究科の細田 正洋教授らが、イタリアのカターニア大学病院を訪問しました。
一行はカターニア大学病院長らと会談し、これまでの交流の成果を確認するとともに、今後の研究協力や人材交流のさらなる発展について意見交換を行いました。会談では、石橋研究科長が弘前大学の「J-PEAKS」事業に関する取り組みが紹介され、国際共同研究や人材交流の強化について両大学で協力して進めていくことが共有されました。
会談後には、病院内の各診療科や教育施設などを視察し、医療提供体制や教育方法、医療文化の相違点について活発な意見交換が行われました。
また、来年度(2026年度)4月からは、カターニア大学から3名の医師を弘前大学医学部附属病院で受け入れる予定であり、臨床研修・研究活動を通じた双方向交流がさらに拡充されることとなりました。
今後も弘前大学とカターニア大学は、研究協力と人材育成の両面で交流をさらに発展させ、地域および国際社会の健康・Well-beingの向上に寄与してまいります。
【これまでのカターニア大学との交流】
弘前大学は 2018年3月にカターニア大学と大学間交流協定を締結し、教育・研究・学生交流を中心に連携を深めてきました。(参考:イタリアのカターニア大学と43校目の大学間交流協定締結)
研究面では、被ばく医療総合研究所を中心に、火山活動による火山灰等の影響調査に係る研究交流を進め、現地調査や共同研究の検討を重ねています。(参考:イタリア・カターニア大学を訪問)
人材交流としては、本学附属病院の専攻医がカターニア大学関連病院で研修を行うプログラムを実施しており、救急医療や各診療科での現場研修を通して国際的な視点を育む機会を提供してきました。(参考:イタリア・カターニャ大学関連病院専攻医海外研修(第Ⅰ期)報告会を開催しました)




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