弘前大学では、J-PEAKS事業において、10年後のビジョンとして「グローバルWell-being共創社会の実現」を掲げ、健康ビッグデータを基盤としたWell-being研究の推進と、研究成果の社会実装に取り組んでいます。
2026(令和8)年6月22日(月)から26日(金)にかけて、本学特別招聘教授であり、弘前大学グローバルWell-being総合研究所最高顧問を務めるイチロー・カワチ教授(ハーバード公衆衛生大学院教授)が来学し、同研究所を中心とした本学のWell-being研究の推進に向けて、講義、研究交流及び関係者との意見交換等を行いました。
来学期間中、カワチ最高顧問は、学内関係者との研究打ち合わせ、健康未来イノベーション研究機構運営会議への出席、QOL健診の視察、学長及び新役員との意見交換等を行いました。また、6月25日(木)には、グローバルWell-being総合研究棟において、大学院講義「Well-being研究の最前線」及び研究交流会を合同開催し、カワチ最高顧問が「日本社会の3つのパラドックスを通して見る 日本の社会政策とウェルビーイング」と題して講演を行いました。講演では、日本が世界有数の長寿国でありながら幸福度が低いこと、社会的な結束が強い一方で孤独を感じやすいこと、ジェンダー平等の課題と健康指標との関係などについて、国際比較を交えながら解説しました。
また、ウェルビーイングの向上に向けて、幼児教育への投資、低所得の就労者への支援、有給育児休暇の取得促進など、働く家族を支える社会政策の重要性が示されました。講義後の交流会では、参加した学生・教職員等と、Well-being研究の今後の展開や国際共同研究の可能性について、活発な意見交換が行われました。
今回の来学を通じて、カワチ最高顧問と本学関係者は、グローバルWell-being総合研究所における研究推進、国際連携及び社会実装の方向性について議論を深めました。
弘前大学は今後も、カワチ最高顧問をはじめとする国内外の研究者・研究機関との連携を一層推進し、地域課題の解決とグローバルWell-being共創社会の実現に向けた取組を国内外に発信していきます。
■ 弘前大学J-PEAKSのホームページはこちら
https://jpeaks.hirosaki-u.ac.jp/






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