弘前大学

あおもり藍のヒトコロナウイルス阻害について記者会見を実施しました(医学研究科)

2021.03.12

昨年1月に、弘前大学と佐々木健郎氏(東北医科薬科大学)他により、インフルエンザウイルスに対する「あおもり藍」の効果について発表しましたが、今回、「あおもり藍」が、新型コロナウイルスと同じグループであるベータコロナウイルス属のヒトコロナウイルスに対して増殖阻害効果を示す結果が得られました。
インフルエンザウイルス増殖阻害を示すことから、マスク等のインフルエンザ感染予防商品に「あおもり藍」が使用されていますが、本研究の成果により「あおもり藍」のより高い有用性が示されましたので、医療・健康分野においてさらに応用が促進されることが期待されます。
※「あおもり藍」とは
青森県内において、農薬不使用で栽培された藍であり、衣料・革製品への藍染めや抗菌性に着目した消臭・抗菌スプレー、石鹸などの原材料として活用されています。
■プレスリリース資料はこちら
■参考【プレスリリース】インフルエンザウイルス阻害剤の特許出願について(医学研究科)
2020.01.08 掲載 https://www.hirosaki-u.ac.jp/46165.html


あおもり藍関連商品

挨拶をする福田眞作弘前大学長

挨拶をする廣田和美医学研究科長

あおもり藍について説明する吉田久幸 あおもり藍産業共同組合代表理事

研究結果について発表する中根明夫特任教授

研究に基づく知見

会場の様子

関係者による記念撮影